マニュアルは一定の能力以上の仕事がすぐにできるようになることや、仕事の引継ぎが円滑になるなどといったメリットがあるので多くの会社でマニュアルを作成しています。
では正しいマニュアルの作り方を知っていますか?
今回はマニュアル作りの一例としてチェックシート形式のマニュアルについて説明いたします。
□チェックシート形式の勧め
何千ページというマニュアルを読んで仕事に取りかかる人がいるでしょうか?
マニュアルは使われないと意味がないので日頃から使いやすいものにしておく必要があります。
チェックシート形式であれば取り組む順番が一目瞭然であり、日頃の業務の確認でも使うことができるのでマニュアルがしまいっぱなしになることもありません。
ゆえに一挙両得のチェックシート形式にするのがベストであるといえます。
□マニュアル作りのポイント
作りやすいものから作る
時間がかかりそうなものや早くマニュアル化したいものからマニュアルを作りたくなると思います。
しかし、マニュアル作りには普段から慣れている人が少ないと思います。
この時、大変だと思ってしまいマニュアル作りを断念してしまう人が多いです。
そこで手間のかかるマニュアル作りは後回しにすることをお勧めします。
□スタッフに依頼する
制作担当者にとってマニュアルは重要で自分の基準で作りたくなりがちであります。
しかし、他にも重要な仕事があると思いますのでマニュアル作りが後回しになるということが多々あります。
これではマニュアルは完成しませんので周りのスタッフに作ってもらうことをお勧めします。
□完璧を目指さない
担当者から見るとほとんどのマニュアルが不完全であると感じることもあるかと思います。
まずはそれで構いませんので実際に運用してから判断することをお勧めします。
運用がうまくいかなかったときにマニュアルを見直してブラッシュアップすることが大切でありそれを繰り返していくことでより良いマニュアルを作ることができるようになります。
いかがでしょうか?
チェックシート形式によるマニュアルの作り方と作り方のポイントを紹介しました。
これさえ押さえておけばマニュアルの作り方はそれほど難しいものではなく、会社にとってマニュアルが有効に作用すると思われますので、ぜひ企業の担当者様はこれらを参考にしてマニュアル作りを進めてゆくとよいのではないでしょか?