みんなが読んでくれる報告書の作り方
報告書を作成したときに見てもらい、頭にのこるものというはどのようなものでしょうか。
作った記事というのは見てもらうために作っていますので、見てもらわなければならないものであります。
しかし、記事作成には落とし穴というものがあります。それは、作成側と視聴者側の記事に対する意識のズレというのがあります。
■記事に対する認識のズレ
まず、書く側と見る側の環境の違いというのがあげられます。書く側というのはその記事を書くにあたって、さまざまな出来事の情報を整理した上で、書いています。
その中から必要だと思う内容やおもしろいと思った内容を知ってほしいと思って選んでいます。
こういった場合に陥りがちな罠は、見る側の立場というのを理解できないということです。
さまざまな人間関係でも言えることなのですが、相手の立場を完全に理解するということはできません。
その上、記事を書く際というのは、見えない相手に向かって書くので、より理解することが難しくなってしまいます。
例えば、書く側としては、伝えておいたほうが良いと思っている内容は意外と一般的な内容などが多くなってしまう傾向にあります。
しかし、見る側というのは、重要であるかどうかよりも興味があるかどうかの判断基準で見ているため、書く側の発信したい内容に興味がないことがあります。
そこを理解して、見る側の意識調査からヒントを得ることも必要であります。
■書く側のエゴ
記事を書く人というのは、それなりに時間をかけて作成しますので、完成した時に達成感と根拠のない自信というので、ニーズにフォーカスできないということに陥ってしまいます。
書く側は情報を整理し、自分が良いと思った情報を記事として選んでいるので、完成した時に読む側がどのように受けとるかということから意識がずれてしまいます。
記事を書いている時というのは当然読み手を意識しますが、書き終えて達成感に浸っている時でも、もう一度読み手の視線に立って考えることが必要であります。
まとめ
いかがでしたか。
当たり前のことを言っているようですが、意外と言われなければ意識していなかったのではないでしょうか。
これらを今後意識していくだけで全然違がった記事になっていくと思います。
しかし、やはり書く側と見る側というのは絶対的な立場の違いというのがあるので、ズレというのは多少生じると思います。
また、見る側というのは一人ではないので完璧に一人一人のニーズに応えることはできません。そこを意識することで「読まれる記事」にぐっと近づくと思います。