カタログや会社案内。パンフレットを作成するなら、会社の印象が残りやすい表紙を作りたいですよね。
その方法の一つがロゴです。しかし、「何となくこんなデザインでいいや。」なんて考えていると、悪い意味で目立ってしまうかもしれません。
良いロゴデザインには共通点があるのですが、見ただけではすぐには分からないため、知識として知っておく必要があります。
ロゴデザインの作成をするなら、必ず知っておきたい注意点がいくつか存在しますのでご紹介しましょう。
冊子においては中身と同じくらい外見も大事だということがお分かり頂けるでしょう。
■モノクロにコピーしても分かりやすいか。
カタログは、どの角度、どの状態で見られたとしても、分かりやすいロゴデザインであるべきです。
その基準として意識していただきたいポイントが、モノクロコピーの状態でもわかりやすいデザインになっているかどうかです。
カタログはモノクロにして出すことはほとんどないかもしれませんが、「わかりやすさ」の基準としては、非常に有効な手段です。
■派手過ぎないか。
色を使えば確かに目に付きやすいでしょう。
しかし、あまりにも多様な色を使いすぎると、まとまりのない印象を受けますし、会社全体のイメージに響きかねません。
ベースとなる色を1つ決め、それを基準にデザインするようにしてください。
もともと会社のイメージカラーがあるなら、使うべきです。
■流行を気にしない。
冊子の表紙で使うロゴにも、流行りが存在します。
「流行りは少しでも気にした方が話題になりやすいんじゃないか。」そう思ってしまいがちです。
しかし、本当に大切なのはその会社でないと創り出すことができないオリジナル性の高いものを採用するべきなのです。
■企業理念とマッチしているか。
業者にロゴデザインを依頼する場合は、きちんと事業内容や理念を伝えましょう。
完成されたロゴに会社の想いが乗っていることが理想です。
デザイナーのヒアリングを受ける場合は、心おきなく会社側の考えを述べるようにしてください。
いかがでしたか。
ロゴデザインを作る際の注意点をご理解いただけたでしょうか。
誰もが手に取るような冊子のロゴデザインは、一見シンプルでも上記の注意点がすべて守られていることが容易に分かります。
ロゴデザインを考えることは見た目以上に大変であることは事実ですが、やってみないと実感できません。
よって何も知らないままロゴデザインを考えることは危険なのです。
ロゴデザインを作成する際は、ぜひ参考にしてみて下さいね。