自分では「良い会社案内だ。」と思っていても、別の人が見ると予想に反した反応が返ってくる可能性があります。
会社案内には決まった形式が無いので、作成者の腕よって出来映えは大きく異なります。
よって、「効果的だと思っていた方法が全くの逆効果になった。」ということが起きやすいのです。
しかし、悪い会社案内には共通する特徴がいくつか存在します。
また、会社案内の作り方を知っていても、「悪い会社案内って一体どんな感じ?」と思われる方も多いはずです。
そこで今回は、「NGな会社案内にありがちな特徴」をご紹介します。
■知りたい情報が瞬時に分かりにくい
人が会社案内を手に取るということは、その会社について知りたいことがあるからです。
そこで、ページを開いてもどこに何が書いてあるのか分からなければ、諦めてしまうことも考えられます。
これを防ぐためには最初のページには概要を掲示し、読み手の目線を考えた情報の配置をすることに気を付けましょう。
すぐに、どこに何が書かれているのか分からない会社案内はNGです。
■見出しや文章が読みにくい。
よくあるミスが、専門用語や長い文章を並べすぎることです。
どちらも読む気が失せてしまう事態を招く恐れがあるので、何度も読み返して、多用していないか確かめる必要があります。
意外と改行がきちんとできていなかったり、漢字が多かったりするので、隈なくチェックしてください。
会社側からすれば「これぐらいは知っているだろう。」と思っていることでも、一般的に認知されていないこともあるので、分かりにくい表現は使わないように心がけましょう。
■会社のイメージとかけ離れている。
どの会社にも大衆から見たイメージが存在します。
会社案内でそのイメージをかなり違うデザインにしてしまうと読み手は戸惑います。
また、デザインにこだわり過ぎて、何が強みで何を推しているのかイマイチ分かりにくいというのも良くない会社案内と言えるでしょう。
また、載せる写真は顔の表情が明るいものを選びましょう。
いかがでしたか。
会社案内の作成でやってしまいがちな失敗についてご理解いただけたでしょうか。
独自性を保ちつつ、内容を考えるのはとても難しいことですが、どちらのバランスも保って作成していかなければなりません。
逆に言えば、形式的でルールの多い他の冊子に比べると、創意工夫がそのまま目に見える結果につながりやすいとも言えます。
会社案内を作る時は、是非デザインばかりに気を取られず、読みやすさについても考えてみてください。