これからセミナーなどの講演を控えているという方にとって、欠かすことができないのが受講者に配る資料です。
資料というのは、当日、話を聞きながら目を通すだけでなく、帰ってから話を思い出して反芻する際にも使用する大切なものの一つです。
そんなセミナーの資料に、ミスがあってはセミナー全体としての評価や質が下がってしまいますよね。
そこで今回は、セミナー資料にありがちなミスを3つほどご紹介させていただきたいと思います。
これを読めば、過去の失敗が頭に入ることで、自分自身のミスが格段に減ると思いますので、ぜひ一度お読みになってみてください。
■思い込みで情報を書く
みなさんはクイズ番組でタレントさんが常識問題を間違えて、「なんでわかんないの?」と思われたことはありませんか?
冷静になったらすぐにわかるものでも、焦っていたり緊張していたりすると、間違えてしまいやすいものです。
そして、その情報がより難しいものだったら尚更です。
例えば、外国の首都や人口、英語のスペルなど普段は間違えないのに、資料を作っているうちに「本当にこれでいいっけ?」と不安になることもあるかと思います。
そんな時には手間を惜しまずに一度インターネットで確認しましょう。
少しの時間を取られるより、大事な資料を間違えるほうが痛手ですもんね。
■コピーアンドペーストのミス
何かの情報を外部や、インターネット上のリソースから参照する際にみなさんも「コピーアンドペースト」をお使いになると思います。
実は、間違えなさそうなこの作業も、資料作りの際には間違いが多いのです。考えられるのは「コピーミス」と「貼り付けミス」の2つ。
コピーに関しては、「最後までコピーしたつもりが出来ていなくて、文が中途半端で終わっていた。」というようなもので、貼り付けに関しては「本来貼りたいスライドとは違うスライドに貼ってしまった。」というようなケースが多いでしょう。
特に、この作業を何回もしなければいけない時は、いつも以上にミスがないように注意してくださいね!
■フォントがバラバラ
タイトルや英語、さらにはコピーアンドペーストなどを使っていると、知らない間に資料内での文字フォントがバラバラになってしまうケースがあります。
もちろん、情報の中身としては全く変わらないのですが、全体の統一感やデザイン性が失われてしまうという点で、あまり良いことではありません。
しっかりと最後に自分が使いたかったフォントで統一がされているかを確認することは大切でしょう。
いかがでしたか。
今回は、セミナーの資料作成時にありがちなミスを3つほどご紹介させていただきました。
皆様自身で思い当たる節はありましたか?
もし、このようなミスをやってしまいがちである、という方は作成が終わった後にもう一度セルフチェックをして、ミスのない素晴らしい資料を完成させてください。