せっかく発行した会報誌や広報誌が読んでもらえないという悩みを抱える方は多いですよね。
スマホなどで簡単に情報が手に入る現代社会では、会報誌はより読み応えのあるものを作らない限り、昔ほど簡単に読んではもらえません。
今回は、読者に受ける会報誌の作り方についてご紹介します。
1 読んでもらえる会報誌の条件
まずは、読み手が知りたい情報が載っているということが一番重要です。自分たちの活動を伝えるだけの会報誌は、読んでもらえません。
どんな人に読んでほしいのか、対象を設定しましょう。
そして、読んだ後にどうなってほしいのか設定すると、原稿が進みます。例えば、「寄付してほしい」ということを念頭に置いて文章を書くと、スムーズに書くことができるのです。
さらに、作り手が面白いと思う記事を書きましょう。
多くの会報誌は、事実の羅列、活動の紹介に終始しています。
その活動に関連したトリビアなど、読者の興味をひきそうな特集を作りましょう。
2 編集会議
会報誌づくりでは、より多くの人の同意を得ることが重要ですので、編集会議にはできるだけ多くの人を呼びましょう。
まずは担当者の方が考えた今号の全体像とスケジュールについて全員に共有します。
その後、読んでもらえる会報誌の条件を外さないように、企画の検討をしていきます。
読まれる企画のコツとしては次のものがあります。
・タイトルをキャッチーにする
例えば、「○○小学校のボランティアに関する3つの取り組み」というタイトルならば、記事の全体像が分かるので、読者も一度読んでみようかという気になります。
・アンケート調査
データとして棒グラフや円グラフで表すことで記事の説得力が非常に増します。紙面
も綺麗に見えますし、簡単なものでいいので作ってみましょう。
3 取材方法
地域で活躍されている方などに取材に行くときには、準備をすることが大切です。
インターネットで調べられる情報はメモしておきましょう。
最初にその話をすることで、取材対象者はどこから話をするべきか明確になり、より深い内容の話を聞くことができます。
さらに、効率的に取材を進めるために、あらかじめフォーマットを用意しておきましょう。
フォーマットには取材日時、取材場所、基本情報、など、企画共通で聞くべき内容を記しておきます。
4 心構え
昔の型にのっとって、きちんとした原稿を書こうと気負いすぎるのもよくありません。
現代の情報社会では、より面白い記事を書かなければ読んでもらえないのですら、自分自身が楽しんで書くことが大事です。
原稿をチェックするときも、減点主義ではなく加点主義で見ましょう。この表現をこうしたらプラス十点だなという風にポジティブにやっていきましょう。
以上、読者に受ける会報誌についてご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして、読者人受ける会報誌を作成してください。