ビジネスマンや学生、専業主婦の方など、誰もがパソコンで文章を作るときに必ず利用するのが、マイクロソフトのワードというソフトですね。
今回はそのワードで原稿を作るときのポイントについてご紹介します。
ビジネス、趣味を問わずに、オールジャンルの原稿作成の際に使えるポイントをご紹介しますので、まだ必要性を感じないという方も、是非お目通しください。
1 テーマを決める
ビジネスマンの方で、上司の指示を受けて原稿を作成される方は、テーマに関しては大体の指示を受けていることが多いです。
会報誌の作成担当の方などは、このテーマ決めに苦労します。
その原稿を見る方がどんなことに興味を持っているのか、どんなことが読者に受けそうかを、会話の中から探っていきましょう。
2 目的を決定する
「誰に」「何を伝えたいのか」「読んだ後どうなってほしいのか」を考えましょう。
例えば、「小学生」に「登下校時の注意するべき点」を伝え、「危険の多い登下校時に注意をしてほしい」という構成になっていればPTAの広報誌として形になっています。
3 構成を決定する
文章の型は「起承転結型」など様々にわたりますが、言いたいことをちゃんと伝えたい、まだ原稿の作成歴が浅いという方は「三段構成」から始めましょう。
「三段構成」はタイトルと導入文の「序論」、具体的内容の「本論」、まとめと一番伝えたいことの「結論」で構成される型です。
4 材料を集める
この材料を集める作業には、1~3の作業を済ませたうえで入りましょう。
構成も決まっていないうちに材料集めを始めてしまうと、せっかく集めた材料が、文章に入りきらないという無駄が出るからです。
材料に関しては、自分の意見よりも客観的なデータや他人の意見を集めると、説得力が増すことになります。
5 原稿に取り掛かる
ここまできて初めて原稿に取り掛かります。文章上の注意としては
・一文をできるだけ短くする。
・「~思います」などのあいまいな表現は避ける
・適切な位置に読点を打つ
などがあります。
さらに原稿の見栄えをよくするためには
・ヘッダーとフッターを活用して全ページの様式を統一する
・ワードのテンプレートを利用してプロ仕様の文書を作る
・テーマに合った画像を挿入して一目で内容が分かるようにする
という方法がとても有効です。
6 原稿をチェックする
原稿を書き終えたら、ミスがないかしっかりとチェックしましょう。
ワードの校閲という機能を使えば、誤字脱字や表記ゆれなどはチェックできます。
以上、ワードで原稿を作るときのポイントについてご紹介しました。
ワードを使いこなして、より読者が読みやすい資料を作成しましょう。