「作った製品のカタログを作りたい。」
「カタログを作る際の注意点を知りたい。」
そのように思われている方いらっしゃいませんか。
たとえどれだけ魅力的な製品を生産しても、それ以外何もしなければ製品を売ることはできません。
企業理念や商品説明、魅力などをうまく伝えるためにカタログをつくり、そして宣伝する。
そのようにすることで初めて消費者の目に届き興味を持ってもらうことができます。
Web宣伝も可能ですが、実際に紙のカタログで消費者の手に取ってもらうことは重要です。
今回は商品の魅力を伝えるために、まずカタログ作りには欠かせない、ブランディングについて説明します。そしてブランディングを意識したうえでの、カタログの作り方を説明したいと思います。
●ブランディングとは
ブランディングとは、ある商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させる、市場におけるマーケティング戦略のことです。
つまり共通のイメージをユーザーに持たせ、ポジショニングを築くための手法です。
ブランディングを行う際に必要な要素は3つあります。
・コンセプト
誰が、誰に、何を、どのように伝えるかをあらかじめ決めておくことです。
売りたい商品の価値がコンセプトによって明確になります。
・ターゲティング
コンセプトの「誰に」を確定することです。会社の商品やサービスに対する理想の顧客像をペルソナと言います。
このペルソナを用いたターゲティングが必要です。
・ポジショニング
商品やサービスを誰にどの規模で提供するかを確立させることです。
●カタログの作り方
・商品のブランディングを行う
カタログを作る目的やターゲットを明確にし、発行する部数をあらかじめ決めておくことが大切です。
・情報の箇条書き
Webに掲載することのできる内容は削り、必要最小限の情報を書き表します。
・カタログの構成決め
同業者や他社のカタログで魅力的なポイントを参考にし、取り入れます。
完全な丸写しはいけませんが、良い点は積極的に取り入れましょう。
また、自社の情報に漏れはないか、読者にとってわかりやすいかを確認する必要があります。
・ページの構成決め
カタログの用紙のサイズや、1ページに載せる情報量を決めます。
業者に依頼する場合は、この構成が大切になります。
・カタログのコンセプト決め
自社や製品のイメージからカタログのコンセプトを決め、文字の書体や色合いを決めます。
カタログのコンセプトを決めることができれば、あとは印刷です。
●最後に
今回は、カタログ作りにかかせない、ブランディングについてご説明しました。
そして実際にカタログを作るための方法をご紹介しました。