授業や、講演会などでは、配布したテキストがわかりやすいと、自然とその時間集中して聞き入りますよね。
そんな、良質な授業には良質なテキストが必要となります。
今回はどうすれば理解しやすく、授業をサポートするテキストが作れるかをご紹介したいと思います。
【パートで分ける】
授業やセミナーの中では、伝えることがたくさんあるかと思います。
その伝えることをパートに分けてください。
そして、「今日すること」の目次を作ります。
最初に目次を持ってくることで、どれぐらいの内容を講義するのかといった全体が俯瞰できます。
聞いている方も段取りができるので都合が良いでしょう。
パートを分ける効果は、集中力の維持に役立つことです。
第1パートが終わった後には休憩をはさむようにすると適度に緩急をつくることができます。
【繋がりを意識する】
良い授業はストーリー仕立てです。良いプレゼンテーションもそうです。
何かを伝えるときには流れがあった方が、聞き手はより一層興味をもって聞いてくれるでしょう。
では、どうやって流れをつくるかといえば、「接続詞」を活用しましょう。
具体例は・さらには・別の言い方をすると・もっと深く考えていくと、などの接続詞を使うことによって授業に流れができてきます。
レイアウトでいうと、段階を踏んでいける流れを意識して矢印などを適宜使うことが良いでしょう。
書き込み式の資料であれば、もっと使いやすくなります。
【見やすさを追求する】
授業の資料であればついつい情報を多く盛り込みたくなります。
最低限のことだけを書いて、あとはあまり書かないようにするか、書き込みを増やすようにしましょう。
しかし、豆知識のような興味をくすぐるものは積極的に載せていくようにしましょう。
見やすい資料で一番大切なことは、余白がたくさんあるということです。
余白は書き込みにも便利ですし、何より圧迫感がなくなってテキスト自体に苦手意識を持つこともなくなります。
【まとめ】
授業用の資料を作る時は、パートに分けて目次を設けること、繋がりを意識することで授業の理解をより深くすることができます。
そして、余白を設けることで文章が詰まったようなテキストの苦手意識をなくすことができ、書き込みにも適しています。
他にも、自分で考えられるように、箇条書きにするのではなく、文章の中の情報を選ぶ問題をつくるなど、他にも授業の理解を深められる工夫はあります。
ぜひ一度、これらの方法を試してみてくださいね。