「せっかく写真集を作るなら、いいもの作りたい」
「せっかく写真集を作るなら、たくさんの人に見てほしい」
では、どのようにしたら納得できる仕上がりになったり、たくさんの人に見てもらえたりする写真集が作れるのでしょうか。
実は、以下の3つのポイントを意識すれば、より見やすい写真集ができます。
見やすい写真集であれば、もっとたくさんの人に見てもらえますね。
そこで、今回は、「より見やすい写真集を作る3つのポイント」についてお話しします。
■どのような人に見てほしいかを考える
まずは、ターゲットを確認します。
例えば、家族や親戚、友達に見てほしいのか、日本中の同じ趣味を持っている人に見てほしいのかなどがあります。
家族や親戚、友達に見てほしい場合は、自分や親戚が写っている写真の方が微笑ましくて良いですが、日本中の同じ趣味を持っている人に見てほしい場合は、趣味に関する写真だけで統一すべきです。
このように、見てほしい人によって内容を変えるべきなので、一度誰に見てほしいのかを確認しましょう。
■全体テーマの決定と写真の一貫性を確認する
鉄道ファンの方なら「鉄道」のように、写真集を作る際に全体テーマを決めましょう。
全体テーマの範囲が狭ければ狭いほど、見てくれる人は減りますが、見てくれる人の熱狂度は高まります。
例えば、全体テーマを「東京で初期に活躍した電車」にすると、鉄道ファンの中でも写真集を見てくれる人は減りますが、本当に東京の昔の鉄道が好きな人にとっては愛着がとても湧きます。
設定する全体テーマの範囲も考えるとなお良いですね。
写真集に載せる写真が決まったら、載せたい写真が全体テーマから逸れていないかを確認しましょう。
写真集の内容が一貫していないと、魅力度が下がる傾向にあります。
■テキストの量を意識する
写真集は文字通り「写真の集まり」ですが、説明文などのテキストも往々にして必要です。
ただ、伝えたい内容が多すぎて、文章の量が増えると、写真集を見る人は読む気が失せます。
夢中になって写真集を作っていると、文字の量が多くなることがありますので注意しましょう。
■おわりに
より見やすい写真集を作るポイントを3つ紹介しました。
写真集をより見やすくするために、ターゲットを考え、全体テーマを決めて、写真が全体テーマにあっているかを確認し、適切な文章量を意識しましょう。
ご自身が作った写真集をより良いものにするために、上記の3つのポイントを意識してみてくださいね。