製品カタログの作り方がいまいち分からなくて困っているという方は多いのではないでしょうか?
「実際に作ってみたけど、納得いかない・・・」
そのような方に向けて、カタログの完成度をより高める方法をお伝えします。
特に初めてカタログを作る方は必見です。
■製品カタログで伝えたいメッセージを整理する
まずは製品カタログで伝えたいメッセージを整理しましょう。
・自社の製品をもっといろんな人に知ってもらいたい
・自社の製品をたくさん売りたい
・自社のことをもっと深く知ってほしい
など、他にも様々なメッセージはあると思いますが、お客様に伝えたいメッセージを考えることで、カタログの内容の一貫性が保たれて、誰が見てもわかりやすいものが完成します。
写真集を作るにあたって終始、伝えたいメッセージを意識するとより効果的です。
■競合他社のカタログを見る
製品を知ってもらい、売るということは、他社のものよりもお客様にとって良いものでなければなりません。
カタログを発行するなら、製品だけではなくカタログも他社より良いものにする必要があるので、まずは他社のカタログがどのようなものか研究しましょう。
孫子は「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉を残しています。
敵を知って自分を知れば、どれだけ戦っても負けることはないという意味ですが、カタログにおいても、競合他社のカタログを研究して、自分のカタログを客観的に研究すれば、競争優位になり得るでしょう。
■自社製品のポジションを研究する
上記では、競合他社を研究したので、自社についても研究する必要があります。
自社製品は、どのような人が頻繁に買ってくれて、どのような立ち位置になっているのかを知りましょう。
ターゲットに合わせたカタログづくりが成功しやすいのです。
■コンセプトページのキャッチコピーを考える
キャッチコピーは、ほとんどの人が一番最初にみるものなので、非常の重要です。
キャッチコピーはそのページの内容の大枠が分かるようなテキストにすべきで、見る人がすぐに理解できるように簡潔にまとめることを意識しましょう。
極端にいうと、キャッチコピーは商品説明などの本文内容よりもはるかに重要なので、じっくり考える必要があります。
■おわりに
製品カタログの完成度をより高める方法についてご紹介しました。
お客様に伝えたいメッセージを整理したり、他社や自社の研究をしたり、キャッチコピーを考えたりすることで、精巧なカタログを作ることができます。
一度試されてみてはいかがでしょうか!