「インデザインで原稿作成するの、初めてだったけどなんとかできた。業者に出そう」
「インデザインの編集ってすごい便利だよね」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
確かにインデザインはマニュアルなどの原稿作成にあたり非常に便利なソフトです。しかし、インデザインで原稿を作成して、確認することなく満足していると、様々なミスが発生する恐れがあります。
今回は、インデザインで原稿作成する場合についついありがちなミスとその対処法をご紹介いたします。必見です。
■インデザインとは
インデザインとは、アドビシステムズが販売するDTPソフトウェアのことです。DTPとはデスクトップパブリッシングの略であり、パソコン上で書籍・新聞の編集といった割付作業を行い、プリンターで出力するというやり方を指します。
■インデザインで原稿作成する場合にありがちなミス
⒈ 余白が整えられていない
非常に多いのが、このマージンに関するミスです。あとでやればいいか…というように後回しにしがちなポイントではありますが、原稿のクオリティを大きく左右するポイントです。特に塗りつぶしの中の白抜き文字などはズレが目立ちやすいようです。注意しましょう。
⒉ フォントの調整ができていない
フォントの調整ができていないために、文章に不要な隙間が多く読みにくくなってしまっているケースがあります。特に「・」「ー」「!」といった記号は、フォントによってサイズがまちまちになっています。
こうした記号が入った文章は、しっかりと調整しないと非常に読みにくくなってしまいます。横幅や文字の大きさを調整することによって対処するのがおすすめです。
■インデザインでのミスをチェックする方法
上記のような余白やフォントは、原稿の見栄えを大きく左右するポイントなのでセルフチェックが肝要です。そうしたデザインのミス以外にも誤字脱字が気になる方もいますよね。
インデザインでのミスをチェックする方法をいくつかご紹介いたします。
プリフライト機能が挙げられます。この機能は、インデザインに内蔵されている機能であり、フォントが統一されているか、といった細かいけれど重要なポイントをチェックしてくれます。ファイルからプリフライトを選べば使用できます。
デザインに関してなど、誤字脱字以外のポイントに関しては、自分で見直すことはもちろんのこと、さらに同僚に見てもらうと、自分では気付けなかったポイントに気が付く可能性が高まります。
■まとめ
今回は、インデザインでの原稿作成においてありがちなミスと、その対処法についてご紹介いたしました。参考にしてみてくださいね。