「自叙伝は芸能人やスポーツ選手といった名を馳せた人間のみが作成するものだ」
「自叙伝なんて大層なもの、自分には…」
と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、自叙伝はそうした人間に限られるわけではありません。
今回は、自叙伝を作成するメリットについてご紹介いたします。自叙伝に少しでも関心のある方は必見です。
■自叙伝とは
そもそも自叙伝とは何なのでしょうか。自叙伝とは、自分で書き記した自分の伝記のことです。似た言葉に自伝があります。
では、自伝と自叙伝の違いは何でしょうか。両者を区別しない場合も多いようです。
しかし、自伝は体験を時系列で並べたものである一方、自叙伝は、自身の経験から面白い部分を小説風にしてまとめたものであるという違いが厳密にはあるようです。
しかし、今回は両者の区別をしない定義で解説します。
■自叙伝を作成するメリット
では、自叙伝を作成するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
⒈ 形として残すことができる
自分の人生について最もよく知っているのは、自分です。そのため、自分がこの世からいなくなってしまったあと、自分を詳細に説明するものは残りません。
その点、自叙伝を作成しておけば、自分の歩んできた足跡や、家族構成といった自分の人生そのものを自分が望む形で残すことができます。
また、自叙伝には写真を盛り込むことも可能です。いちいち写真を引っ張り出すのは手間ですが、自叙伝を作成すれば、本を開くだけで思い出の写真を見つけることができるようになります。
⒉ これからの人生を前向きに歩める
自叙伝を作成するタイミングは人それぞれではありますが、定年退職したときなど、人生の節目で検討する方が多いのではないでしょうか。そういったタイミングで作成することによって、セカンドライフといったこれからの人生を前向きに歩むことにつながります。
そして、これまでの人生を振り返ることによって、自分がこれからやりたいことが明確に見えてくる場合もあります。
例えば、「昔は忙しかったから行けなかったけれど、あの国に旅行したかったんだった」というように、時間や金銭の制約から実現しなかった願望が顔を出すことがあります。
■まとめ
今回は自叙伝を作成するメリットについてご紹介いたしました。
自叙伝を作成するメリットは上に挙げたもの以外にも様々なものがあります。一人の人間が歩んできた足跡がつまらないわけありません。
自叙伝は、自分とは関係ない…なんて思わずに検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では、自叙伝の作成も承っております。参考にしてみてくださいね。