小説を書きたいけれど、何から始めればいいのか分からないとお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そんな方には、まず構成を考えることをおすすめします。
今回は、小説を書く際に気を付けるべき、物語の構成についてお話しさせていただきます。
〇小説の作り方|作る際に気を付けるべきポイント
・書き下ろしは厳禁
物語の構成を考えるうえで、あまりおすすめできないことがあります。
それは「書き下ろし」です。
小説を書き続けてきた、ベテランならできるかもしれません。
しかし、あらかじめストーリーや文章構成をしっかり練っていないものは、後々になって必ず崩れてきます。
前後の設定が合わなくなる場合や、伏線が回収できずに終わってしまうことも考えられます。
したがって、まずは必ず構想をまとめることから始めていきましょう。
・構想をまとめる
話の全体で何を書き、どのように展開するのかをまず初めに決めます。
そのあとに主題、あらすじについて詰めていきます。
さらにあらすじを決めた後は、何話かに構成を割り振っていきます。
このように、構想を練る際には話の大枠から、徐々に細かいところを詰めていくのがおすすめです。
徐々に細かい設定を練り上げる際に、浮かんだアイデアやセリフをつけ足していきましょう。
これらをはじめに行っておくことで、小説の執筆をする際に、物語の方向性を維持しながら目指しているゴールと大きく逸れてしまうことを防ぐことができます。
常にメモを取れるようにしておく
アイデアはいつ浮かぶかわかりません。
普段の生活や人との出会いに、物語をより面白くしてくれるヒントが隠れている可能性があります。
メモを取れる準備は、常にしておきましょう。
・変更する際はバックアップを取っておく
アイデアが浮かんだことにより、今までの展開や方向性を修正する可能性があります。
その際には、必ず変更前の内容は別のファイルに保存しておきましょう。
変更しても、結局前の言い回しのほうが良かったなんてこともあります。
また、変更した箇所を別の場面に代用することも考えられます。
変更する際は必ず、変更前のバックアップを取っておきましょう。
・校正する
書きあがったら最後の見直しを行いましょう。自分で何度も読み上げたり、あるいは、身近な人に読んでもらうことによって、もっと良い表現や描写が生まれるかもしれません。
完成して満足するのではなく、ブラッシュアップしていくことをおすすめします。
以上が、小説を執筆する際の物語の構成に関する注意点です。
しっかり練られた構成は、読者を惹き付けます。以上で挙げた点に注意して、執筆していただければ幸いです。
また、完成した小説を印刷する際は是非、協友出版にご相談ください。