「テキストを作らなくちゃならないけど、初めてだからやり方が分からない」
「そもそもどんなことに気をつけて文章を書いていけばいいんだろう?」
テキストをはじめとする書物を印刷したことがない人の中には、このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
普段の生活の中で、たくさんの人に見てもらうテキストを作成する機会はそうありませんよね。
印刷会社に依頼するのは分かるけれど、具体的にどんな書き方で書いていけばいいか分からない人も大勢いらっしゃるでしょう。
今回はテキストを作成する上で意識しておきたいポイントについて解説していきます。
□文字の大きさやフォントに気をつける
テキストを作成した際に、原稿がしっかりしていても、いざ印刷してみたところ、文字がつぶれてしまって読めないことが頻繁にあります。
ワードの場合、文字の大きさはポイントで表されますが、1ptは約0.35mmです。
人が文字を読める最小サイズは 6ptであるとされています。
文字の大きさは、必ず6pt以上に設定しましょう。
とはいえ、6ptでもかなり小さいので、さらに大きくしても良いかもしれません。
また、文字の大きさに問題はなくとも、フォントによって読み手が受ける印象が変わります。
書き手が思っている通りに相手に情報を伝えるために、文字のフォントは工夫するようにしましょう。
例えば、明朝体であれば上品なイメージを表現できますし、ゴシック体であれば人の目に留まりやすいため文字が認識しやすくなります。
表現したい内容によってフォントを使い分けることを強くおすすめします。
□読みやすいテキストのための文章作り
*正確さを意識する
テキストは、マニュアルのようにたくさんの人に読んでもらうことになる書物です。
情報を的確に素早く伝えるためにも、事実や自分が読み手に伝えたいことは明確にしましょう。
そのため、文章をだらだらと書いて情報を盛り込むよりも、短くすっきりとした文章に情報をまとめておく方が読み手も楽に読めます。
*分かりやすさを意識する
専門用語、難しい言葉は多用しないように注意するとよいでしょう。
テキストを書く立場にある人は、つい詳しく・難しく書こうとしてしまうことが多いですが、読み手の立場に立ち、分かりやすく平易な言葉を用いてまとめることをおすすめします。
□終わりに
分かりやすいテキストを書くために意識すべきポイントについてまとめました。
初めてテキストを書く際には、読む人の立場に立って、文章作成や印刷を行うことが肝要です。
印刷業務に関して何かご不明な点があれば、お気軽に弊社にご相談ください。