自叙伝を書く上での基本的なポイントを解説します。


自叙伝とは、自分の人生の中で経験した大きな出来事やターニングポイントについて詳しく書き記したものです。
また、自分のこれまでの人生について、誕生から現在まで広く書き記していくものを自叙伝という場合もあります。

「自叙伝を書いてみたいけれど、文章をどう書けばいいか分からない。」
「自叙伝を書くにあたって、まず何をするべきなのかが分からない。」

こう考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
日記とは異なり、自分のこれまでの人生を大きく振り返り、それを文章化することは非常に難しいと思います。

その上で、この記事では自叙伝を書くにあたって意識したいポイントをまとめました。

□自叙伝を書くポイント

*自分を客観視する

自叙伝ですから、自分の主観が中心となるのは当然のことです。
自分がそのとき感じたことや考えたことについて描写しましょう。
しかし、主観だけでなく、客観的な視点を織りまぜると、読み手にとって面白みが増すでしょう。
過去の自分を現在の自分が振り返る時、その時の周りの状況や自分の考えが少し客観視できるでしょう。
当時の自分の考えを踏まえて、現在の自分がどう思うかを書き記しておくとよいのではないでしょうか。

*序章の書き方に気をつける

どのような終着点にストーリーを落ち着かせるのか念頭に置いたうえで、どんな展開で物語を書き進めていくのか、を序章で明確にしておくと読み手に今後の展開が共有できてわかりやすいです。
文章全体に言えることですが、自叙伝を誰に向けて書いているのかを意識しましょう。
誰に向けて書くのかを意識し、言葉や表現に統一感を持たせるようにするべきです。

*自分らしさを書き記す

実際に書き始める前に、自分の人生において、自分らしさが強く表れていたエピソードを書くと、より自叙伝らしくなるでしょう。
自分らしさといっても、シンプルでありきたりなものでも構いません。
例えば、「自分はいつも自信がなくおどおどしていたが、いざスイッチが入ると、しっかり結果を出せていたな」と考えるのならば、それが自分らしさとして表れているエピソードを選びましょう。

□終わりに

自叙伝を書くにあたって、意識しておくべきポイントを整理して解説しました。
自叙伝を執筆することで、自分の人生や自分について新たな発見があると思います。
ぜひ取り組んでみてください。

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