会報誌の基本的な書き方:印刷会社がご説明


会報誌や広報誌を読んだことはあっても、作成に携わったことのある方は少ないのではないでしょうか。
PTAやサークルなど、あらゆる団体で会報誌が発行されていますが、いったいどのような手順で書かれているのでしょうか。
このような冊子をはじめて書くことになった際、何から始めればいいかわからないという方も多いでしょう。

そこで、この記事では会報誌の準備や書き方についてご説明します。

□会報誌の書き方

会報誌の書き方を順を追って説明していきます。

*発行の目的を考え、編集の体制をつくる

どんな会報誌にするか、全体の方向性を決定しましょう。
会報誌は一人で作るのではなく、チームで作ることが多いです。
そのため、チーム員の認識がずれることを防ぐために、会報誌の全体の方向性を決めておくことが重要です。
どんなデザイン・内容・分量で作るのかを決め、何を読み手に伝えてたいのかを考えます。
また、発行スケジュールや制作予算、部分ごとの編集担当者を決め、編集体制を作り上げましょう。

*編集会議を行う

会報誌の編集メンバーで、どんな記事を作るのか会議で決定しましょう。
他にも、発行締め切りの確認や紙面のレイアウトも会議で決めておくとよいでしょう。

*取材を行う

会報誌の内容が決まったら、次は取材です。
取材に協力してもらう方には事前にアポイントを取っておきましょう。
丁寧な取材を行い、取材先の方に失礼がないようにするためにも、取材の目的を伝えることや写真撮影の許可をとっておくことが重要です。

*原稿の作成・編集・校正

レイアウトや取材をもとに原稿を作りましょう。
また、制作物は必ず他の人にチェックをしてもらい記事の制度を高めていきましょう。
特に、誤字や脱字、文章表現については入念なチェックをおこないます。
写真の使用は、写っている人の肖像権にかかわりますので、掲載許可を必ずとっておきましょう。
また、参考文献がある場合は、その旨も明記しておかなければなりません。

*入稿・制作

紙面レイアウトや原稿を整理し、印刷会社に入稿します。
入稿後に再度校正を行い、印刷して完成します。

□おわりに

今回は会報誌の書き方について簡単にまとめました。
読み手のことを考え、取材や制作を進めていくことが非常に重要です。
会報誌の目的を常に意識しながら制作を行いましょう。

また、弊社でも会報誌をはじめとする各種冊子の印刷や製本を承っております。
ご不明な点がある方は、弊社までお気軽にご連絡ください。