思わず開きたくなるカタログの表紙デザインのポイントとは?


カタログを選ぶ時には表紙を見て中身が気になるものを選ぶ、という方がほとんどでしょう。
どれほどカタログの中身が良くても、表紙に人を惹きつける力がなくては中身を見てもらうことさえできません。
そこで今回は、カタログを手に取ってもらえるような表紙デザインのポイントをご紹介します。

□ポイント1:表紙で伝えたいことを決める

カタログの表紙には次の2点の情報を入れるようにしましょう。

・カタログにどんな商品が掲載されているのか
・誰にカタログを手に取ってほしいのか

家電製品のカタログであれば、もちろん掲載されているのは家電製品ですし、家電製品を買おうと思っている人にカタログを見てほしいですよね。
そのため、表紙は「このカタログは家電製品を掲載しています。」ということが伝わるようなデザインにしましょう。
表紙を作成するときはこの2点をまず明確にすることが大切です。

□ポイント2:初めにレイアウトを決める

表紙に載せる文章を考える前に、どこに何を書くかレイアウトを決めます。
文章にあわせてレイアウトを考えると、文章を入れるために文字が小さくなり、見にくくなってしまいがちです。
レイアウトを決めておくと、写真などを決めた後でもスムーズにデザインができます。

□ポイント3:一押し商品の写真を載せる

表紙の第一印象を決めるのは、表紙に使われる写真です。
カタログのジャンルが分かるようにカタログに掲載する商品の写真を載せましょう。
おすすめ商品の写真をのせると読者の購買意欲を引き起こせるかもしれません。
また、カタログに掲載しているものが、「旅行」や「入学案内」のように有形の商品でない場合は、
人がその商品を使用している写真を使うといいでしょう。
これによって読者は自分がその商品を利用しているイメージをしやすくなります。

この際には、他社のカタログとかぶらないために自社のオリジナルの写真を使うことが必要です。
きれいに印刷できるように、写真の解像度にも注意してください。

□ポイント4:読者に問いかけるキャッチコピー

配置型のカタログで、商品を売り込むターゲットにカタログを手に取ってもらうには、キャッチコピーが重要です。
クローゼットの収納グッズが載っているカタログなら、「クローゼットの収納にお困りの方!」や「収納スペースを有効活用したい方、必見!」などのように、ターゲットに訴えかけるキャッチコピーがおすすめです。
こうすると、カタログの中身により興味を持ってもらえます。

□ポイント5:デザインの引き算

表紙にはつい多くの情報を載せてしまいがちです。
しかし、表紙の情報が多すぎると読者に重要な情報が伝わりにくくなります。
本当に重要な情報を伝えるためには、それ以外の情報を引き算しましょう。

□まとめ

以上、手に取ってもらえるようなカタログの表紙デザインのポイントをご紹介しました。
協友印刷株式会社では、お客さまと直接ご相談、打ち合わせできるスペースをご用意しております。
冊子印刷のプロの意見を参考にして、より素敵なカタログを作ってみませんか。