社内マニュアルの作成に難しさを感じている方は多くいらっしゃるでしょう。
どういう作り方をすれば、社員にとって読みやすく、分かりやすいマニュアルを作れるのか困ってしまうかと思います。
しかし、正確に作成の手順を知っておけば、効率の良いマニュアル作りができます。
そこでこのブログでは、前回までのブログに引き続いて、リストアップしたものを時系列で並び替えた後の社内マニュアルの作成の手順について注意点を交えながら解説していきます。
□構成を決める
リストとして挙がったものを時系列で並べた後には、マニュアルの構成を目次や概略などの大きな区切りから手順の説明などの小さな区切りへと自然な流れで読めるように構成しましょう。
こうすることで、社内の業務を全体的に把握できるようになります。
このように分かりやすい構成にしておくことで、読みやすいマニュアルを作ることができます。
□マニュアルを仮運用してみる
作ってみた社内マニュアルに従って、実際に仕事を行ってみます。
実際に仕事を行ってみることで、マニュアルの不備がたくさん見えてくるかもしれません。
当然、最初から完璧なマニュアルを目指して作っていくことは大切です。
しかし、完璧を求めすぎても途中で挫折してしまう可能性が高いです。
そのため、ある程度の不備があることを想定した上で仮運用してみて、そこで見つかった改善点を順次改善するのが良いでしょう。
この際には、改善点をより多く見つけようとする意識を持つことが大切です。
□マニュアルを改善する
仮運用で分かった改善点を元にして、マニュアルを改善していきます。
仮運用してみると思ってもいないトラブルが起こることが多いものです。
そういったトラブルを考慮したうえで、マニュアルを修正して、改善させます。
こうして、より完璧に近いものを作っていきましょう。
□マニュアル運用後にも修正を
改善をしていって、良いものが出来上がると実際に運用してみましょう。
この運用した後にも、半年後など時期を決めて改善点を探しましょう。
運用後も見直しを行うことで、業務に対して新たな発見や改善をすることが可能です。
その積み重ねを行うことでより良いマニュアル作りができます。
□最後に
ここまで、社内マニュアルの作り方を3回のブログに分けて紹介してきました。
社内マニュアルを作るにあたっては、正しい知識をもって作成にあたるのとそうでないのとでは完成度に大きな違いが生じてきます。
社内マニュアルの作成に困っている方は、ぜひ今回の一連の記事を参考にしてみてください。