みなさんは「記念誌を作りたい」とお考えになったことがありますでしょうか?
記念誌は文化を共有して継承する役割を果たしたり、企業の社会的な使命を発信したりするものです。
そのため、記念誌をどのように作るかは非常に重要です。
そこでこの記事では、記念誌をどのようにして作れば良いのか、作る時にはどのようなポイントに注意するべきなのか、について解説していきます。
□なぜ作るのかを意識する
まずは、記念誌を作る目的をはっきりさせましょう。
「なぜ記念誌を作る必要があるのか」
「この記念誌を出すことでどのような見返りを受けたいのか」
こうした目的をはっきりさせてから記念誌を作ると、コンセプトなどが決まりやすいでしょう。
□いつ発刊するのかを決める
発刊するタイミングを明確にしておき、それをもとにしてスケジュールを立てましょう。
どのような記念誌を作るかによっても制作の期間は変わってきますが、資料を集める時間も考慮すると最短で1年程度はかかると考えておくべきです。
一般的な長さは2~3年程度です。
□保存場所や活動場所を決める
資料を保存する場所や編纂をする場所を決めると良いです。
資料は集めだすと意外にも手間取ることが多いため、保管場所を決めきちんと保存するようにしましょう。
活動場所は、資料の保存を考慮した部屋を使用するのが良いでしょう。
□だれがどの作業をするのかを割り振る
編纂の委員会を作りましょう。
一般的に古めの資料はまとまった場所にあることが少なく、資料集めには大変な労力と時間がかかります。
これらを編纂の人だけでやるとなったら大変ですよね。
そのため、アウトソースを利用するなどして外部からプロの意見を取り入れた方が効率よく作業を進めることができるでしょう。
□どんな記念誌にしたいのかを決める
内容や表現方法、形態を決めることで、どのような記念誌を作りたいのかをはっきりさせましょう。
資料のように使ってもらいたいのであれば、分厚い本になるでしょうし、社員などの多くの人に読んでもらうための記念誌にしたいのであれば、デザインや構成を工夫することが大切です。
目的に応じた記念誌作りが大切です。
□最後に
以上、記念誌をどのようにして作ればよいのか、作る時にはどのようなポイントに注意するべきか、について解説してきました。
今回ご紹介したポイントを意識すると、最後の出来上がり具合は大きく異なるでしょう。
記念誌を作ることをお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。