ポケットブックを作る時に注意すべき点について


手軽なポケットブックを作りたい方、どのように作るのかご存知でしょうか。

ポケットブックの大きさの印刷物は、よく俳句集や小説に使われています。
それらを印刷するときに必要となるのがデータです。

今日は書籍やフィロソフィブック、ポケットブックを作るときのポイントについて紹介します。

□まずは作品を作る

データについて紹介する前にまずは作品を作る必要があります。

作品を作るときにはデータになったときにどのようなものにしたいか、完成はどのような印刷物にしたいかをイメージしながら考えます。

この際、パソコンなどを使い、デジタルで行ってもいいですし、紙で書いて作ることも可能です。
パソコンの操作が難しくてできない人は、アナログで紙に書いて行うことになります。

□データにする

次に作った作品をデータにする際についてです。
作品をデータにするときにはいくつか気を付ける必要があることがあります。

*色

1つ目は、色の設定です。
データにする際に使うソフトによってはどのような色を使うのかを選択することが可能です。

具体的には、画面で見ることに適した色と、印刷に適した色です。
最終的に印刷するので印刷に適した色のCMYKというものがおすすめです。

*大きさ

次は大きさについてです。
今回はポケットブックなのでA5判、B6判などがあります。

ここで気を付けることはまず、容姿の大きさぎりぎりに印刷のデータを作らないことです。
余白として3ミリほど四方に残しておくことをおすすめします。
理由は、書籍にするときに折り目で見えなくなったり、印刷がはみ出たりする可能性があるからです、

次に大きな用紙を小さな用紙にする方法ですが、ご自身のパソコンで行って頂くこともできますが、印刷会社が行ってくれることもあります。
一度確認してみてください。

*量

最後に用紙のページ数についてです。

一枚ものの作品であれば関係ないのですが、書籍などの場合には何枚必要かも考える必要があります。

多すぎると、印刷後の冊子、書籍にするときに綺麗にできない、作ることができないこともあります。

綴じ方によっても変わるので、希望の綴じ方がどのくらいの枚数なら可能なのかを印刷会社のホームページでご確認ください。

□まとめ

今回はポケットブックの印刷物の作成方法について紹介しました。

印刷のために注意すべき技術的なことを多く紹介しましたが、ポケットブックがよく使われる小説や俳句集などは見せ方、文字の大きさ、配置などもとても重要です。

作品を作成されるときはこのような見え方についても考えて作成してみてください。