「小説を書いてみたい」
「だけど、どのようにすれば小説が書けるのか分からない」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、小説を書き始める前にしておきたいことをご紹介します。
□設定を考える
物語の設定を深く考えることによって、物語は更に深みを増します。
そのため、ゼロの状態から小説を書くことは、あまりおすすめできません。
世界観やキャラクター設定などを、執筆を始める前にある程度模索しておきましょう。
□面白いポイントを一つ決める
面白いポイントが無い状態で小説を執筆すると、何をメインにして進めていけば良いか分からなくなってしまいます。
「この物語はこれが面白い」
このように誰かにすすめられるようなポイントを一つ、考えておきましょう。
できるだけスケールの大きなものを一つ考えておくと良いでしょう。
□意見を取り入れる
自分で考えたストーリーや設定を、思い切って他の人に相談してみることをおすすめします。
初めのうちは抵抗があるかもしれません。
しかし、客観的な意見はとても貴重なものなので、できるだけ誰かに相談するようにしましょう。
□プロットを作成する
物語の要点をまとめたものをプロットと言います。
プロットには様々な目的があります。
*物語の軸を固める
プロットは、物語の「始まり」と「変化」、「エンディング」を主軸として作成します。
初めの段階では、それぞれの3つのポイントにおいてどのようなことが起こるのかを、1、2文程度で書き留めておきましょう。
これは、日本の伝統芸能である能の「序破急」の考え方を用いたものです。
*物語を膨らませる
プロットには物語を膨らませてくれる効果があります。
次は、先ほど書き留めた3つのポイントを軸として、物語を膨らませましょう。
要するに、3つのポイントをどのようにしてつなげていくのかを考えれば良いのです。
この作業の結果次第で、小説の面白さが変わってきます。
そのため、じっくりと考えることをおすすめします。
*物語の整合性をとる
いざ物語を考えてみると、不自然な設定やイベントなどが出てくることがあります。
先ほどまでの作業で完成したプロットを見直して、不自然なところがあれば修正していきましょう。
そうすると、プロットが完成し、小説を書き始める段階に入れることでしょう。
□まとめ
今回は、小説を書き始める前にしておきたいことをご紹介しましたが、いかがでしょうか。
ストーリーを考える時は、「序破急」を意識することがおすすめです。
ぜひこの記事を参考にして、小説づくりを始めてみませんか。
また、小説の印刷のご依頼がありましたら、お気軽にご相談ください。