自分で小説や漫画、写真集を自費出版したいとお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、自費出版をためらっている方やあまり詳しく知らない方も多いと思います。
そこで今回はこれから自費出版をお考えの方に向けて、いくつかのポイントをご紹介します。
□自費出版とは
簡単に言うと著者が自分で費用を出して本を出版することです。
自費出版以外には商業出版や共同出版もあります。
しかし、基本的に費用の全額を負担するのは自費出版だけだと考えておいてください。
□自費出版のメリット
*誰でも出版できる
今までに本を出版したいと周りに相談すると、「君にはできない」「やめておけ」といったことを言われて断念した方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういった方も自費出版であれば必ず出版することができます。
自費出版をするには数十万円から数百万円程度の費用が掛かる点には注意しておきましょう。
*自由に作ることができる
商業出版では出版会社の方に主導権があるので、自分の作りたい本を作ることができない場合があります。
しかし、自費出版では基本は自由に本を作ることができます。
自分の思い通りの本を作りたい場合は自費出版を利用することをおすすめします。
□自費出版の流れ
*準備
出版会社に連絡する前に書きたい本の全体像をある程度書いておきましょう。
また、書く本の内容と出版する目的、部数、サイズ感、出せる予算などを事前に決めておきましょう。
これらを決めておくことで出版会社との打ち合わせをスムーズに進めることができます。
*打ち合わせ
先ほどの準備を終えると、次は出版会社との打ち合わせです。
まずは、出版会社に連絡をします。
連絡をすると打ち合わせの日程や、原稿を送る方法などを提案してくれます。
それに従って出版会社との話を進めていきましょう。
*原稿を作る
打ち合わせをした内容を元に出版会社との契約が決まったら原稿を作ります。
契約内容に違反しないように注意して書いていきましょう。
*完成まで
原稿を書いて出版会社に入稿すると、入念な校正に入ります。
入稿をする前に誤字、脱字などのミスがないように確認しておきましょう。
校正が終われば、著者がやるべきことは終わりです。
あとは、出版会社が印刷して、手元に届くのを待つだけです。
□まとめ
今回は自費出版をする際のポイントについていくつかご紹介しました。
この記事をきっかけに自分の思い通りの本を出版してみてはいかがでしょうか。