賞を取るために小説を書いている方の中で、応募原稿の書き方についてお悩みはございませんでしょうか。
せっかく小説を書いても、応募原稿がしっかりできていないと応募できなかったり、小説の内容以外で評価が下がってしまうかもしれません。
そこで今回は小説の原稿を書く際のポイントについて解説します。
□原稿のルール
原稿は本を書く時よりも簡単にまとめて書いていきましょう。
次の章に移る時に、前の章との間隔をしっかりと空けましょう。
タイトルを付ける時も同様に空けてから書き出しましょう。
□ワープロを使おう
昔は手書きの原稿が主流でしたが、現在はWordなどのワープロソフトを使って原稿を書くことが多いです。
手書きの原稿でも可能な場合もありますが、著作権や作品の質を保つために消すことができない筆記用具で書く必要があります。
しかし、応募要項によって変わる場合があるので注意してください。
□原稿を完成させよう
応募要項によって変わりますが、文章は縦書きで書くことが多いです。
しかし、最初から縦書きでは書きにくいので、一度横書きで文章を書いてから縦書きに戻すことをおすすめします。
□ページ設定に気をつけよう
*ページ番号
原稿の最初から終わりまでに順番に番号をつけていきましょう。
表紙やあらすじにはつけなくてもいいところに注意してください。
応募要項になくても、番号をまとめるために番号をつけておきましょう。
*文字数で注意すべきポイント
基本的な字数と行数は、30字×40行であることが多いです。
原稿1枚当たり1200文字を書くことになります。
具体的な例としては
20字×20行 (1枚400字)
20字×40行(1枚800字)
30字×20行(1枚600字)
30字×40行(1枚1200字)
40字×30行(1枚1200字)
40字×40行(1枚1600字)
といった設定が多いです。
*文字の種類
基本的に文字の書体は明朝体で10pt以上のサイズになっています。
応募要項に基づいた文字の大きさや書体を使わないと提出できない場合があるので気をつけましょう
*レイアウトを整えよう
見やすくて、きれいな原稿用紙を作るためにもレイアウトを整えていきましょう。
余白が多すぎても、少なすぎても見にくい文章になってしまいます。
原稿用紙を全体的に整ったレイアウトを作っていきましょう。
□まとめ
今回は小説を作る際のポイントについてご紹介しました。
小説を書く方は参考にしてみてはいかがでしょうか。