「自費出版で本を出す際に、気を付けるポイントが知りたい」
「せっかく自費出版を行うならこだわりたい」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昔は商業出版が一般的でしたが、近年は自費出版を請け負う出版社や印刷会社が増えています。
しかし、自費出版に対して不安を持っている方や、どこまでこだわれるのかわからない方も多いと思います。
今回は、自費出版を考えている方に向けて、ポイントをご紹介します。
□自費出版について
*自分で費用を出す
自費出版とは、ものすごく簡単に説明すると、「自分で取材から印刷までの費用を払って本を作ること」です。
本を書くには取材や、そのための交通経費、資料などのコストがかかります。
商業出版なら、そのようなコストは出版社が肩代わりしてくれますが、自費出版ではそれらをすべて自分で賄うことになります。
□自費出版する際のポイント
*費用について
自費出版する際の費用は数万円から数百万円と様々です。
装丁に凝ったり、部数を1000部刷ったりすると数百万円になってしまいます。
反対に少部数で良い、という場合は数十万円で済むこともあります。
費用を抑えたい、少部数しか出版しないという場合は「オンデマンド印刷」を利用すると良いでしょう。
*オフセットとオンデマンド
書籍や印刷物には「オフセット印刷」が多く使われますが、これは印刷物の原本を作り、インクで紙に転写していく形態です。
大量印刷には向いていますが、少部数の印刷にはコストがかかりすぎてしまいます。
一方、「オンデマンド印刷」はレーザープリントで印刷します。
オンデマンドとは要求があった時にサービスを提供するという意味で、版を使わず、パソコンからデータをプリンターに送信して印刷します。
版の作成が必要ないため、少部数での制作に向いています。
*こだわりについて
一般的に商業印刷では、本を売って、制作にかけたコストを回収しなければなりません。
そのため、本の内容などもある程度は「売れる」ものにするために出版社の意見を汲まなければならないこともあります。
しかし、自費出版は商業目的ではないので、内容や装丁に自分のこだわりを反映させられます。
装丁にこだわりたい方は、印刷会社や出版社を選ぶ際、依頼者のこだわりに根気よく答えているかをチェックすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、自費出版のポイントについて、ご紹介しました。
自分で本を作ることが初めての方が多いと思いますので、サポートの手厚い印刷会社や出版社を選ぶことをおすすめします。
当社ではお客様の様々なこだわりにお応えすることができます。
自費出版でお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。