「今度の原稿はページ数が多いから、インデザインを使うと良いと言われたけれど、インデザインとはなんだろう?」
とお困りの方はいらっしゃいませんか?
今回はそんな方のために、インデザインについて最低限押さえておくべきポイントを説明します。
□インデザインとは
インデザインとは、アドビシステムズが開発したソフトです。
文章や画像などのレイアウトを整えることができます。
インデザインは、印刷業界などあらゆる分野で使用されています。
*イラストレーターとの違い
インデザインがイラストレーターと違う点は、ページ管理ができることです。
ポスターやページ数の少ないパンフレットであれば、イラストレーターで作成する方が効果的です。
しかし何十ページもあるような原稿の場合、すべてのページごとに作業をしなければいけません。
なぜなら、原稿が16ページの冊子を作成する場合、イラストレーターでは8ファイル以上ものファイルが必要です。
しかし、インデザインで作成した場合は、1つのファイルにしてしまえるという違いがあります。
そのほかに、原稿に修正を加えたいときにもこの機能は役に立ちます。
なぜなら、すべてのページに共通したパーツを変更するときに、イラストレーターを使っていると全ファイルを修正しなければいけません。
しかし、インデザインであれば、マスターページを修正するだけでよいのです。
つまりインデザインではこういったページ管理の機能があることで、効率よくデザイン作業ができるという点がイラストレーターとの違いです
□インデザインで原稿を作成するときのポイント
*デザインのコンセプトを決める
ひとつ目のポイントは、デザインの方向性です。
インデザインで原稿を作成するときは、ページ数が多いときだと思います。
ページ数が多い原稿を闇雲に作成していると、デザインコンセプトがブレてしまいやすいです。
そのため、はじめにコンセプトを決めておいて、それに沿って制作していくことがおすすめです。
*レイアウトを考える
ふたつ目のポイントはレイアウトです。
ページ数が増えてくると、バランスが悪くなりやすいです。
そのため、はじめにしっかりとレイアウトを決めておきましょう。
まずは、何に何ページ分を使うのかということを決めます。
そして次に、各ページのレイアウトを決めます。
要素はその後に詰めていきましょう。
□まとめ
今回はインデザインについて最低限押さえておくべきポイントを説明しました。
はじめはインデザインという名前に戸惑ってしまった方もいると思います。
しかしこの記事を読んで、やることは他のツールと同じだということに気がついたかと思います。
作成する原稿の種類によって、使いやすいツールを使いわけて、楽に原稿を作成しましょう。