「カタログを作成するにあたって、何から始めたらいいのかわからない。」
「商品の魅力を最大限に伝えられるカタログを作成したい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
カタログは商品の宣伝材料として、とても大きな効果があります。
カタログの効果が最大限に発揮されると商品の魅力が広く伝わり、売り上げも大きく変化するでしょう。
一見難しそうなカタログ作成ですが、いくつかのポイントを踏まえると簡単に作成できるんです。
今回は、カタログ作成にあたって重要なポイントを5つ説明します。
ぜひ、実際のカタログ作成の際に意識してみてください。
□そもそもカタログとは
カタログとは、商品の内容や性質について説明する本のようなものです。
よく混同されるパンフレットとは、見た目に関してはあまり大きな違いはありません。
ただ、パンフレットの主な目的が案内や告知であるのに対し、カタログは商品などを一覧で紹介・宣伝することを目的としています。
□カタログ作成時のポイント
*ポイント1|目的と目標を明確にする
カタログ作成を始める前に、カタログを作ることで達成したい目的や目標を明確にしましょう。
目的や目標を明確にしないままカタログを作り始めると、内容もあいまいなものになってしまいます。
そうなると、ただの「情報の羅列」になってしまいあまり役に立ちません。
有効なカタログ作りをするためには、事前に目的や目標を明確にしましょう。
その際、頭の中で認識するだけでなく、実際に紙に箇条書きしてみるのがおすすめです。
書いてみることで頭の中のアイデアが整理され、気が付かなかったアイデア同士の矛盾点や、よりよいアイデアが見つかるかもしれません。
また、達成したい目的や目標が多数ある場合は優先順位をつけるのが良いでしょう。
*ポイント2|他社のカタログを分析する
カタログの作成にとりかかる前に、他社のカタログの分析をしましょう。
他社のカタログには、優れたカタログを作成するためのヒントがたくさん隠されています。
とくに、同じ部類の商品を紹介しているカタログを分析材料として活用するのをおすすめします。
他の会社がどのように商品の魅力を伝えているのか、どんなデザインを採用しているのかなどを分析しましょう。
良いと思った点は積極的に真似をすることで、優れたカタログの完成が近づくでしょう。
*ポイント3|読み手を意識した文章を心がける
ここからは実際に、カタログで伝えたい内容を文章化する段階に入ります。
文章化する際は、読み手を意識した文章づくりを心がけましょう。
例えば、商品に関する説明をするときは、難しい言葉や専門用語の使用は避けましょう。
どうしても専門用語を使用しなくては説明できない場合は、わかりやすい説明を追記することでカバーできます。
また、文字数にも注意が必要です。
文字数が多すぎると理解が難しくなりますし、場合によっては読むのをやめる原因となってしまいます。
読み手が心地よく読めることを心がけながら、文章を書くようにしましょう。
*ポイント4|レイアウトにこだわる
内容がしっかりしていても、レイアウトに魅力のないカタログは、そもそも読み手の目にとまりにくいです。
そのため、レイアウトにはしっかりこだわりましょう。
レイアウトに大きな影響を与えるのが「色」です。
例えば、暖色を使用すると明るいイメージがつきますし、寒色を使用すると誠実なイメージがつきます。
企業や商品が重要としているイメージに基づいて、使用する色を決めましょう。
また、企業のイメージカラーやロゴを取り入れる方法もおすすめです。
そうすることで、読み手に強く企業のイメージを印象付けられます。
また、商品に関する画像やイラストの挿入は読み手の理解を深めます。
画像の配置や大きさによって商品の見え方も大きく変わります。
どのように配置したらいいかわからないのであれば、まずは画像や文字の上下左右を揃えることから始めてみてはいかがでしょうか。
単純な方法ではありますが、それだけでもきれいに揃っている印象を与えられます。
レイアウトはカタログの完成度に大きく関わるので、時間をかけてしっかりとこだわりましょう。
*ポイント5|校正を入念におこなう
カタログが完成したら、必ず校正の作業を入念におこないましょう。
作成したカタログにミスがあると、作成しなおさなくてはならない場合があります。
せっかく作成したカタログが再作成になってしまっては、とても悲しいですよね。
そうならないように、細かいチェックをおこないましょう。
製作者以外の複数人が集まり、読み上げ確認をすることで誤字脱字をチェックできます。
また、値段などの商品に関する情報にも間違いがないか入念にチェックしましょう。
□まとめ
今回はカタログ作成の際に踏まえるべき5つのポイントについて説明しました。
カタログはその商品の魅力を伝えるための最良の手段です。
その効果を最大限にいかすために、これらのポイントを踏まえて魅力的なカタログ作りを目指しましょう。
ご不明な点などございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。