学会大会プログラム、スポーツ大会プログラム、発表会プログラムの原稿作成にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
プログラム作成をしたことのない方でも、分かりやすいようにポイントをまとめましたので是非参考にしてみてください。
□プログラム原稿の作成のポイント
学会大会、スポーツ大会、発表会それぞれの原稿の書き方に入る前に、一般的なプログラムの作成方法をお伝えします。
プログラム作成のポイントは主に2つあります。
それぞれについて、みていきましょう。
ポイント1つ目は、情報の取捨選択です。
プログラムを作成する場合には、どの情報を載せたいかを考えましょう。
始めはできるだけ多く情報を考え、漏れがないように書き出してみてください。
例年行われているイベントであれば、過去の情報なども参考にすると、情報の抜け漏れを防げますね。
掲載する情報の書き出しが終われば、今度は情報の絞り込み作業を行いましょう。
書き出した情報は、プログラムに必ず載せる必要があるものと、イベント会場で伝えれば良いものがあるはずです。
どの情報が読み手に取って必要なのか、どの情報を本当に伝えたいのか、情報を洗練していきます。
必定な情報だけをプログラムに載せることで、開催側の意図が読み手に伝わりやすくなります。
ポイント2つ目は、レイアウトです。
レイアウトで意識する点は、みやすさと統一感です。
プログラムにおけるみやすさとは、必要な情報がすぐに手に入ることを指します。
プログラム冊子に、ページ数を記載する、目次を設ける、緊急連絡先は目立つところに載せるなど、読み手が使いやすいレイアウトを意識しましょう。
次に、統一感です。
統一感とは色がポイントになります。
子どもが中心になるイベントでは、明るい色を使用すると、元気な印象が伝わり良いですね。
逆に、学術的な内容を取り扱うイベントであれば、色を多用する必要はないでしょう。
また、文字もポップなものよりは、厳粛な印象を与えるフォントを採用する方が適切でしょう。
このように、イベント内容とプログラムが合致しているのか確認してみてください。
また、プログラム冊子全体を通しても、統一感があるか確認が必要です。
例えば、1つの冊子に縦書きや横書きが混同していると、違和感がありますよね。
これは極端な例ですが、レイアウトの統一感はみやすさに影響してきますので、意識すると良いでしょう。
レイアウトを1から作成するのが大変な方はテンプレートを使用すると良いでしょう。
一般的な文章作成ツールであれば、テンプレートが導入されています。
また、インターネットでも多くのテンプレートを入手できますので、利用してみると良いでしょう。
□学会大会プログラム、スポーツ大会プログラム、発表会プログラムのポイント
では、ここからはイベントごとにポイントとなる点をご紹介します。
＊学会大会プログラムの場合
学会大会のプログラムを作る際には、研究をグループ分けして掲載すると良いでしょう。
類似した研究内容をまとめてみることで、読み手は情報を探索しやすくなります。
ただ、ここで注意が必要なのが、グループ分けが一般的な演目に比べ難しい点です。
例えば、環境と記載されているタイトルでも、自然科学からアプローチした研究と経済学からアプローチした研究では、学問領域は全く異なります。
タイトルだけでなく、発表者の経歴や、実際に論文に少し目を通すなど、総合的に判断してから、分類訳は行うようにしましょう。
＊スポーツ大会プログラム
次に、スポーツ大会の原稿作成ポイントをご紹介します。
スポーツ大会は、注意事項や緊急連絡先などトラブルに関する内容を充実させておきましょう。
外野で行うスポーツ大会であれば、熱中症やケガなど、多くのトラブルが発生することが予想されます。
その際に、一般の参加者もプログラムをみればどこに連絡すれば良いのか、どこに行けば良いのかなど、瞬時に分かるようにしておきましょう。
また、小さいお子さんが集まるイベントであれば迷子の案内や落とし物などのトラブルが予想されます。
プログラムの作成に入る前に、どのような問題が生じる可能性があるか、事前に検討しておくと良いでしょう。
＊発表会プログラム
発表会のプログラムを作成する場合には、主役となる子どもを中心に作ると良いでしょう。
具体的には、出演する子どもと演目内容、写真などをまとめます。
プログラムで子どもの写真が掲載されると、親御さんは嬉しいですよね。
ただ、写真を載せる場合には注意が必要です。
原稿画面で編集している写真と実際に印刷した写真が異なる場合があります。
それは、写真の解像度が影響しています。
写真を掲載する場合には、解像度の高い写真を使用するようにしましょう。
□まとめ
以上、学会大会プログラム、スポーツ大会プログラム、発表会プログラムの原稿作成のポイントについてまとめました。
当社は、印刷物づくりについて随時ご相談を受け付けております。
何かご不明な点がございましたら、是非お問合せください。
