学会誌やセミナー資料、カタログの原稿を作りたいとお考えの方はいませんか。
作成するにあたり、見る人にとって見やすい資料や原稿にする必要がありますよね。
そこで今回は、学会誌、セミナー資料、カタログの原稿を作る際のポイントをご紹介します。
□学会誌の表紙を作る際のポイントとは
学会誌とは、主に研究者が執筆した雑誌のことです。
学会誌と聞くと、とても堅い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、必ずしも硬い印象ではなく、表紙には様々な色を使用していて目を引くようなデザインになっています。
アニメタッチを使用した表紙や女性が着物を着たイラストなど、有名な学会誌ではイラストが描かれていることもあります。
そのため、学会誌の表紙は自由度がとても高いと言えるでしょう。
そこで、学会誌の表紙を作る際のポイントを3つご紹介します。
1つ目は、目を引きつけるデザインです。
学会誌は、一見堅い印象が強く、手に取りにくいイメージがあります。
そのため、手に取ってもらえるようなデザインにすることが重要でしょう。
シンプルでありながらも、目にとまりやすく、読みやすいように情報が整理されていることが大切です。
2つ目は、掲載傾向や論文内容に合わせることです。
掲載されている論文の傾向や内容に合わせて表紙を決めることが重要です。
一目でどういった学会誌なのか分かるような表紙にしましょう。
デザインする際は、世界的に有名な学会誌の表紙を参考にしてみてはいかがでしょうか。
3つ目は、実績がある制作会社に依頼することです。
依頼する際は、資料や書類を収集し、どのようなイメージにするのか決定します。
イラストレーターに制作を依頼する場合は、イラストレーターの専門分野や作風をしっかり把握しましょう。
それを踏まえた上で適切に選定することが大切です。
内容が曖昧であった場合、イメージ通りにならない可能性があります。
そのため、実績のある制作会社に依頼することをオススメします。
□セミナー資料を作るポイントとは
資料を作るのはなかなか難しいですよね。
実際に資料を作ったものの、なぜかあまり印象が良くないことも多いでしょう。
そこで、セミナー資料を作る際のポイントをご紹介します。
*メインメッセージ
1番伝えたいメッセージが明確でないと、よく分からない曖昧なセミナーになってしまいます。
もちろん、伝えたい要素はたくさんあると思いますが、あくまでそれは1番伝えたいことを引き立てる役割です。
では、どのようなことがメインメッセージでしょうか。
メインメッセージはこれらの要素があります。
聞き手の強力なメリット、独自性、理解しやすい表現などです。
何を最も伝えたいのかを整理した状態でメインメッセージを考えましょう。
*理解しやすい表現
専門用語や業界用語はコミュニティの中で当たり前に利用していますよね。
しかし、聞く人にとっては、分からない表現や言葉かもしれません。
例えば、「コンセンサンス」、「イシュー」、「コストリダクション」といった言葉を聞いて、理解できない方もいるでしょう。
そのため、聞き手にストレスを感じさせないようにする必要があります。
1つの目安ですが、小学校高学年の子でも理解できるくらいの表現にすることをオススメします。
理解しやすい表現であるか、あらかじめ色々な方に確認してもらいましょう。
*レイアウトのコツ
レイアウトとは、一見デザイナーの仕事のようで難しそうに感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなに難しく考える必要はありません。
レイアウトを考える際は「情報は少なく」、「絵は大きく」、「文字だけの場合は大きく」の3つのポイントが基本です。
これらを意識することで、レイアウトが大きく崩れることはないでしょう。
また、Zの法則についても知っておくと良いでしょう。
Zの書き順のように強いメッセージを置くことで、目線がとても集まりやすくなると言われています。
そのほかにも、Fの法則もあるため、一度詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
□カタログ作成のコツを紹介
次に、カタログ作成を順調に進められるコツを2つご紹介します。
1つ目は、カタログの目的をしっかり決めることです。
目的を明確に決めることで、必要なことを抽出でき、優先順位を把握しやすくなるでしょう。
必要な時間や、時間をかけるポイントが分かるため、スケジュールやフローを事前に作れます。
そのため、まずはカタログの目的をしっかりと決めた上で、カタログ作成を進めていきましょう。
2つ目は、内容や承認のプロセスを事前に共有することです。
カタログを作成する上で、1人で決められるのであればスムーズにいくかもしれませんが、なかなかそうはいきません。
複数のメンバーと進行することがベーシックなプロセスになります。
そのため、内容や承認プロセスをメンバー間であらかじめ共有しておきましょう。
□まとめ
今回は学会誌、セミナー資料、カタログの原稿を作る際のポイントをご紹介しました。
実際に、これらを作成する上で悩まれることがあるかもしれません。
そのような際に、この記事の内容が何かの参考になれば幸いです。