学会大会やスポーツ大会、発表会のプログラム作成をお考えの方はいらっしゃいませんか。
「簡潔に見やすくまとめることが必要なのは分かるけれど、何から始めたらいいのだろう」
このようにお悩みの方に向けて、プログラムの種類に応じた具体的なポイントをご紹介します。
ぜひ、本記事を参考にしてください。
□学会大会プログラム作成の際のポイントとは?
学会大会は、学生や学者の研究発表のための貴重な場です。
効率的かつスムーズに大会を進行していくためには、プログラム作成が重要ですよね。
そこで、学会大会のプログラムを作っていくにあたって重要なポイントを3つご紹介します。
まず、さまざまな研究分野や学会を考慮してプログラムを組む必要があるでしょう。
具体的には、似ている内容の発表を同じグループに配置しながら、所属学会が同じ人の発表がグループに固まらないように配慮するということです。
また、発表のグループ分けやタイムスケジュール、注意点など異なる情報はきちんと項目分けをして整理し、プログラムのページの前の方に目次を明記しましょう。
大会に出場する人たちは各々の発表にだけ集中したいはずです。
彼らの指針となるように、わかりやすさを常に意識しましょう。
さらに、忘れてはいけないのが場所と時間を明記するということです。
どちらかでも欠けると、会場の混乱を招くことになりかねません。
場所については、会場内の簡単な地図を載せるとより分かりやすくなるでしょう。
□スポーツ大会作成時のポイントを紹介
スポーツ大会において、プログラムは欠かせない存在です。
大会進行のために欠かせないタイムテーブルや試合のリーグ表、トーナメント表がまとめられたものですよね。
そこで、スポーツ大会のプログラムを作るときのポイントを3つご紹介します。
まず、スポーツ大会のプログラム内容は、上記のような試合を行うために必須の情報に加えて、トラブルが起きた際の対応を掲載しましょう。
これは、スポーツ大会には、出場する選手だけではなく、選手の家族や観客など多くの人が集まることが多く、さまざまな種類のトラブルが想定されるからです。
例えば、選手の試合中のけが、子どもの迷子の発生、会場にいる人の熱中症、盗難や落とし物などが考えられます。
生じうるトラブルを洗い出し、発生した時には迅速に対応できるように担当の係や連絡先などを明記しておきましょう。
また、スポーツ大会のプログラムにおいても見やすさを意識することが重要です。
場合によっては、キャラクターなどの装飾を加えることもあるかもしれませんが、大会進行の上で重要な情報が見づらくなることだけは避けるようにしましょう。
最後に、目次を細かく作るということです。
スポーツ大会では、試合の対戦表だけでなく、トラブルに関する情報など情報量が多くなってしまいます。
そのため、プログラムを見る人が探している情報を見つけやすいように、見出しや小見出し、ページ番号を用いて、わかりやすく作ることを心掛けましょう。
□発表会プログラム作成のポイントとは?
発表会は、子どもから大人までの習い事やアーティストの発表の場として開催されますよね。
ピアノやバレエなどの文化的なものが多いです。
そこで、発表会の種類に適したプログラムを作成するためのポイントを4つご紹介します。
1つ目は、デザインのコンセプトとなるものを考えましょう。
コンセプトを基に、文字のフォントやイラスト、写真を配置するとそれぞれの発表会に合った統一感のあるプログラムに仕上がります。
発表会の内容、参加者の雰囲気などを総合的に考えるとコンセプトを決めやすいでしょう。
2つ目は、作成方法を決めるということです。
手書きしたものをコピーすると、味のある雰囲気を出せるなどの魅力があります。
もしくは、パソコンで作成する場合は、イラストレーターやインデザインなどのソフトウエアを活用するのも良いでしょう。
デザインのコンセプトに沿って考えると決めやすいでしょう。
3つ目は、発表会の参加者の紹介ページを作るということです。
これは必須ではありませんが、参加者のバックグラウンドや特徴がわかると、プログラムとして魅力的になるのではないでしょうか。
写真は発表会に参加するグループ内で準備しても良いですが、せっかくの機会であるためプロのカメラマンに依頼しても良いでしょう。
4つ目は、見やすさを意識したレイアウトにするということです。
この点は、ほかのプログラムを作成する際にも気を付けることではありますが、発表会の場合はデザイン性を維持することも意識しましょう。
目次やページ番号を加えるだけで、見やすいプログラムになるでしょう。
また、参加者だけでなく観客の視点も考慮して、レイアウトを工夫すると良いでしょう。
□まとめ
学会大会、スポーツ大会、発表会のプロフラム作成のポイントをご紹介しました。
プログラムはイベントの進行を円滑にする役割があり、見やすさに加えてタイムテーブルの組み方やトラブル時の対応など幅広い情報を考慮する必要があります。
その際に、この記事でご紹介した情報を参考にしていただければ幸いです。