実用書を出版したい方必見!書き方と役立つコツについて解説します!


「実用書を出版してみたい」
「自分が書いた本を世の中の多くの方に読んでもらいたい」
このようにお考えの方はいませんか。
今回は実用書を出版するまでの手順や、書き方のポイントについて詳しく紹介します。

□実用書を書く際の手順とは

皆さんは、一般的な実用書の文字数について知っていますか。
一般的な実用書の合計の文字数は約10万文字だと言われています。

これらからも推測できるように、実用書を書くにあたっては大量の文字起こしが必要になります。
大変な量の文字起こしをするだけではなく、他にもたくさんの作業があるため途中で挫折してしまう方もいらっしゃいます。
これを聞けば少し不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これからは挫折しないように実用書を書く方法を段階別に紹介していきます。

まず1つ目の段階は、企画設計をしていきましょう。
今や実用書をはじめとする書籍は、数えられないほど量が世の中に出版されています。
この段階では自分はどのような実用書を書いて、既存の本との差別化をしていくのかを考えていきます。

具体的には次のような項目をメインに企画設計を進めていきます。

・実用書のタイトル
・大まかな内容の流れ
・ターゲット層はどのような人たちか
・既存の本との相違点

このようなことをメインにして企画書を作成していきましょう。
自分のキャリアや、ストロングポイントをよく理解して自分は何を読者に伝えられるのか、ということを考えていけばスムーズに企画書が作れるでしょう。

次に2つ目の段階は、全体を細分化し数個のグループに分けることです。
本の最初の方に書かれてある、目次のトピック分けをするという印象です。
本を買いに書店に行った際に興味がある本がたくさんあった場合、目次をさらっと読んでから買う本を決めるという方も多いのではないでしょうか。

各章に取り上げるトピックを決めるこの段階は、お客様が手に取ってくれるかどうかに直接つながる可能性が高いので、非常に重要なことだと言えます。
誇張をするのは避けながら、お客様の興味を引き付けられるようなキャッチーな言葉を使いトピックを決めていきましょう。

3つ目の段階は、先ほどの段階で分けたトピックをさらに細分化して、書く内容を決めていくことです。
1つの大きな章を説明していくにはどのような項が必要になるのかを考え、細かく内容を決めていきましょう。

この段階で本の内容の大部分を決めておく必要があるので、どのような内容をどのような流れで書くのかを細かく設定することをおすすめします。

本の全体の内容が決まれば、4つ目の段階である執筆の作業に進んでいきます。
3段階目までで細かく決めた本の内容を、約10万文字に向けて文字起こしをしていきます。

10万文字と聞くと難しそうに聞こえてしまい不安になってしまいますが、読者に伝えたいことがたくさんあれば、書き出していくと思っていたよりもすんなりいってしまうこともあるので執筆をする前に大きな不安を感じる必要はありません。

執筆が無事に終わると、最後の段階に誤字脱字を中心とした最終チェックをします。
10万文字近い量の文字を書いていくので、どうしても自分が気付かないうちにミスをしてしまっている可能性があります。

誤字脱字に加え全体の内容の流れは読みにくくないか、というような自分が書いた内容を客観的に考えることも重要なので、何度も読み返して修正を繰り返していきましょう。

□実用書をうまく書くために気をつけるべきポイントとは

実用書を書くことは容易なことではありません。
大量の文字起こしをするのも大変ですし、出版されてからたくさんのお客様に手に取ってもらうためには高いレベルの内容や読みやすさなどが必要になるでしょう。

そこでこれからは実用書をうまく書くために気をつけるべきポイントを紹介します。

1つ目は、誰にどのような内容を伝える本なのかを明確にすることです。
これは企画書を作成する際に決めていることですが、この部分をあやふやにしてしまうと内容が薄く、誰にも刺さらない本になってしまうので、書くテーマを再度確認しておくことをおすすめします。

あとは本の内容は自分が書きたい内容にしましょう。
本の執筆は短期間でできることではなく、自分の好きではないことをテーマに執筆していると、どこかのタイミングで手が止まってしまうことがあるでしょう。

長い時間がかかっても自分が好きな分野であれば自分が楽しみながら執筆できるので、自分が好きなことについての本を書いていくことをおすすめします。

2つ目は、分かりやすい言葉で分かりやすい文章を書くことです。
目標としては中学生くらいの子供でもすらすら読み進められるようにすることです。
難しい言葉や専門用語を避けるようにしましょう。

執筆する本がニッチな分野でどうしても専門用語が出てくる場合は例外ですが、基本的には読者目線になって、読みやすく理解しやすい内容にすることが重要です。

このように主観的な意見だけでなく、客観的な意見も取り入れることが手に取ってもらう本を作るには重要なのです。

□まとめ

今回は実用書を出版するまでの手順や、書き方のポイントについて詳しく紹介しました。
この記事を参考にして、より良い実用書を出版できるようにしていってください。
そして完成した実用書を大量印刷する際は、協友印刷での印刷をご検討いただければ幸いです。