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冊子印刷 高級感そうな冊子の仕様とは?
毎度ありがとうございます。菊地貴之です。
創立記念誌や周年記念誌のようなお祝いごとの冊子をつくる際に、『高級そうな冊子をつくりたい』というお話をよくいただきます。
厳密に言いますと『高級な冊子』ではなく『高級そうな冊子』なんですね。
ご予算の決まっている中で出来るだけ派手にみえる、いい感じの冊子をつくりたいということだと思います。
さらにいうと、費用をかければ高級な冊子が作れますが、そうではなくて、『(予算の割には)いいものができたね』 『(いろいろ制限があるなかで)すごいものができたね』と周りの皆からいってもらいたい、ほめられたい、成功したいという願望を叶える冊子の仕様。
それはどのような仕様があるのか、店長オススメの仕様をPICKUPしてみました。
まず、高級そうに見える冊子をつくるには、マトを絞ります。どこでしょうか。
それは『①表紙(用紙+刷色』 と 『②表紙周りの加工』です。この2つに絞ります。
これらで約80%以上がきまります。とりあえず本文は置いておいて、いわゆる表紙まわりにマトを絞りましょう。なぜならば、普通な感じか高級そうな感じかは、納品直後、梱包から封を開けた時のぱっと見の印象(第一印象)でほぼ決まってしまうからです。今回は開封した時の感動に的を絞ります。
①表紙を選びます。
まず、表紙の紙と印刷の色を選びます。オススメの用紙と印刷の組み合わせは2通りです。
※1)と2)のの費用(用紙代+印刷代)がほぼ近い金額の組み合わせを対比しました。
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1)『エンボス系の用紙』+『1c(スミ or 特色) 印刷』
2)『ポスト系(アートポスト・マットポスト)の用紙』+『4cカラー印刷』
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1)オススメのエンボス・色紙系の紙はつぎの3つ。
・レザック66(洋風) 175㎏
・レザック80つむぎ(和風) 210㎏
・マーメイド (洋風※15色) 115㎏ ←まよったらコレ。
2)のポスト系の紙ですが、これは白紙の厚紙で、ハガキなどにも使えるような厚さでしっかりとした感じの紙です。
光沢感のある方がいい方は「アートポスト」を、ツヤ消し感のある用紙が良い方は「マットポスト」を選択。よくわからなければ、アートポスト180kgを選んでください。
・アートポスト(光沢あり・厚紙) 180㎏ ←まよったらコチラ。
・マットポスト(ツヤ消し・厚紙) 180㎏
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②次に表紙周りの加工を選びます。おすすめの加工は2つ。『見返し加工』+『PPフィルム加工』です。
『見返し加工』とは、表紙と本文の間にいれて補強したり、装飾するための加工です。
見返し加工は、無線綴じであれば、どの冊子のタイプにも適用できますので、迷ったら、『見返しあり』で事前見積もりをしておくとよいでしょう。
見返しの用紙のオススメはこちら
・NTラシャ 100㎏
・タント 100㎏ ←まよったらコレ(色はN-7のクリーム色)。
・色上質 厚口
PP加工とは、表紙の表面に透明シートを熱圧着ではりつけるフィルムのことをいいます。光沢タイプとツヤ消しタイプがあります。
・PP加工(光沢タイプ) + アートポスト ←オススメ
・PP加工(マット(ツヤ消し)タイプ)+ アートポスト
以上です。
色々申し上げましたが、店長おすすめの仕様をまとめますと、
・アートポスト180㎏+4cフルカラー印刷+PP加工(ツヤ有)+見返し加工あり(タントN-7)
・マーメイド115㎏+1c(特色もしくは1cスミ)刷り+見返し加工あり(タントN-7)
です。
表紙のデザインが写真など入りカラーがはいる場合は、アートポスト~を選択し、
表紙のデザインが文字だけのの場合は1c刷りで、用紙はマーメイド~を選択。 これでスタートとしては間違いないです。
まずこちらで土台となる見積もりを印刷業者に依頼し、そこからスタートし、イメージに沿ったものに近づけてゆくとよいでしょう。
本文の用紙は、上質紙70kg・コート紙70k・マット紙70kのいずれかを選択で大丈夫です。
またよろしくお願いします。