プログラムの作成にお困りの方必見 ポイントを解説します


プログラム作成のポイントをご存知ですか。
プログラム作成をする時は、イメージを決めたり、配色やフォントにコントラストを付けたりすると良いです。
また塗足しがないまま印刷をすると、紙の白場が出る可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、プログラムを作成する際のポイントや注意点についてご紹介します。

□演奏会のプログラムに書くべきことや読みやすくするためのポイントとは?

大前提として演奏会プログラムを作成する目的は、来場されるお客様に演奏会の概要を知ってもらうことです。
そのため、プログラムにはある程度の型が存在します。
以下がその型です。

・タイトル
・日時
・主催者名
・演奏曲目
・各曲の紹介
・演奏メンバーの紹介
・演奏会の協力団体名

これに加え必要に応じて情報を書いていくと良いでしょう。

*プログラムを読みやすくするためのポイントとは?

感覚で文字を書いたり絵を載せたりしても、本当に読みやすくて見やすいプログラムは完成しません。
そこで、ここではプログラムを読みやすくするためのポイントを3つご紹介します。

1つ目は、演奏会のイメージを決めることです。
演奏会のイメージに合わせてプログラムを作成することで、お客様が演奏会に抱いていたイメージとプログラムデザインに相違が生まれにくくなります。
大人な雰囲気の演奏会に来たのに、プログラムがポップな雰囲気では気分が上がりませんよね。

2つ目は、フォントや配色にコントラストを付けることです。
コントラストをしっかり意識することで、強調したい文字や箇所が明確になり、お客様にこちらの意図が確実に伝わります。
ノートをとる時に色ペンばかり使っているとどこが大切なのかわからないのと同じですね。

3つ目は、余白をうまく使うことです。
余白をしっかり取ることによって、上品で余裕のある雰囲気を演出できます。
また、単純に文字が読みやすくなるといったメリットもあるため、適度に余白を取り入れましょう。
文字が詰め込まれた新聞と、余白のある絵本ではどちらが読みやすいか明確ですよね。

□発表会のプログラム用紙に最適な紙とは?

上記ではプログラムの書き方について解説しました。
ここでは、そのプログラムをどのような紙に書けば良いのかについて解説します。
プログラムに最適な紙を選ぶためには、以下の3つのことに注目して選ぶことをおすすめします。

1つ目は、大きさです。
プログラム用紙に最適な大きさの紙は、A4、B5サイズです。
一般的に馴染みのあるサイズのため、この2種類の紙がおすすめですよ。

また、B4の紙が用いられることも稀にあります。
しかし、B4の紙は半分に折った時、A4やB5よりも少しだけ大きくなります。
そのため、高齢者が多く参加される演奏会で文字を大きくしたい場合などに用いると良いですよ。

2つ目は、種類です。
紙には上質紙や色上質紙、コート紙など様々な種類があるのをご存知ですか。

その中でもプログラム用紙に最適な紙の種類は、色上質紙です。
こちらは一般的なコピー用紙のような質感で、非常に文字が読みやすいです。
薄めの色を用いることで、シンプルすぎず飾りすぎないプログラムを作成しましょう。

3つ目は、厚さです。
プログラム用紙に最適な厚さは、特厚口です。
特厚口は、両面印刷をしても裏写りしません。
また、柔らかすぎないが折りやすいといった特徴を持っています。

この2つの特徴をもっているため、特厚口を採用するとプログラムが非常に読みやすくなりますよ。

□プログラムを印刷する際の注意点とは?

プログラムの書き方と紙の選び方を解説してきたため、プログラムを作成するには困らないと思います。
しかし、プログラムを印刷する際には注意点が2つありますから、最後に確認しておきましょう。

1つ目は、フチなしの印刷には塗り足しが必要なことです。
塗り足しとは、印刷所で大量に紙を印刷する時に指定サイズにカットしていくのですが、その時にカットが多少ずれてもインクが端までしっかりとついている状態にするために余分な部分を作る作業のことです。
塗り足しの基本は、上下左右に3ミリメートルずつ設けるのが基本です。

塗り足しの作業をせずに印刷をしてしまうと、紙の端にインクがついていないといった問題が起こるため注意しましょう。

2つ目は、文字切れしないようにすることです。
文字切れは、プログラムを作る時に文字を紙の端にギリギリに記入していた場合に起きます。
印刷時に紙の端を切り落とすことで、文字の一部も切り取られてしまいます。
こうならないためにもプログラムを作成する時は、文字の周りに余白を設けることが大切です。

□まとめ

今回は、プログラムを作成する際のポイントや注意点についてご紹介しました。
プログラムはA4かB5で特厚口の色上質紙でポイントを押さえながら書くことが大切です。
また、塗足しがないまま印刷をすると、紙の白場が出る可能性があるので注意しましょう。
プログラム作成でお困りの方はぜひお問い合わせください。