俳句集を作成するにはどうすれば良い?作成方法を紹介します


 

俳句に本格的に打ち込んでいる方の中には、俳句集を出したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
俳句集を作る際にあることに注意することで、さらに良いものができますよ。
今回は俳句集の作り方と、俳句集を作る際の注意点を紹介します。

□俳句集を作成する際のポイントとは

俳句集を作る際には主に3つのポイントがあります。

1つ目は俳句の整理をすることです。
最初に自分が気に入っている俳句を選んでいきます。
次に書き出した俳句をどのように並べていくのかを考えます。
その際、配列を吟味して並べ替えます。

このときにパソコンを利用して、俳句ごとに番号を割り振っていくと良いでしょう。
そして、より簡単に順番をばらばらにして、並べ替えることも可能です。

一般的には、並べ替える際には季節によって分類したり、作った順にまとめるケースが多いです。
とはいえ、分類の方法は自由ですので、自分で「この順番なら読みやすいな」と感じた順番を選ぶと良いですね。

また、中扉を使用すると、複数のパートに分ける方法もメリハリがつきやすく、ページを1枚ずつ開いてパートを探す必要が無いのでおすすめです。
中扉を使用しない場合でも、パートを分けるだけでメリハリがつきますので、ぜひ取り入れてみてください。

2つ目は選んだ中に同じものが無いかを探すことです。
中には自分の手違いで、重複している可能性もあります。

実際に、短歌集や俳句集を読み直すと、同じ俳句が収録されている場合があります。
重複もパソコンを使用することで簡単に見つけられます。

3つ目は他に入れる内容をチェックすることです。
俳句集を作成するので、句は必ず入りますが、それだけでなく、略歴を記載する場合もあります。
分からない方に向けて説明すると、その俳句を詠んだ人を紹介するものです。
その場合は許可を取れれば顔写真も入れると良いでしょう。

その後、印刷会社に依頼します。
依頼すると冊子として完成されます。

□俳句集を作成する際の手順とは

次に俳句集を作成する際の手順を紹介します。
手順は大まかに分けて5つに分類されます。

1つ目は見積もりと申し込みです。
費用は制作する部数と使用する紙で変化します。
もし、「この紙を使用したい」と言った強い要望がある場合は、優先順位を決めて担当者に相談することで、ケースごとに見積もりを出してくれます。

製本時のサイズは、一般的にはA5サイズが多いです。
ただし、中にはA6サイズを使用する場合もありますので、一概には言えません。

また、俳句集を作成するのが初めての方は、担当者と話しているとたくさんの疑問点が生まれるでしょう。
もし、その場で質問できる場合は疑問点を解消しておくと理解が深まりますし、完成後にサービスに関する苦情を言っても手遅れになる可能性があります。
そのため、わからない点が出てきた時点で、担当者に相談をし、疑問に思うことを全て解消した状態で、正式に契約することをおすすめします。

2つ目は原稿を印刷会社に渡します。
採用する俳句の数は特に決まりはないので、自分が好きな数で良いのですが、一般的には100句ほど収録する場合が多いです。

ちなみに、最近ではデータで原稿を作る場合が多いので、カラーモードと保存方法に気を付けましょう。
今回は詳しい説明を省きますが、カラーモードをCMYKで作り、保存するファイル形式はPDFで行うと、基本的には問題無く進められます。
そして、データを入稿する際も、電子メールを使用すると、在宅しながら作業を行えます。

3つ目は校正です。
校正とは、誤字脱字が無いか、日本語としておかしい場所は無いかを確認して修正することです。
校正を行うことで、満足できるクオリティが得られるでしょう。

ただし、校正を何回も行うと、出版社によっては料金が変わるので、イメージを自分の中に持って置き、そこから少しだけ校正を行うと予算を大幅にオーバーせずに終わらせられる可能性が高いです。
同時に、契約をする際に校正に関する内容をチェックしておきましょう。

4つ目は原稿の最終確認です。
最終確認を行って、これで満足というクオリティになったら校正作業を終了します。
そして、いよいよ契約をした際の部数を印刷してもらいます。
印刷を開始した後の修正はできないので、最終確認は入念に行いましょう。

最後に印刷です。
当社は仕上がりがどのようになるのかを確認していただくために、3冊までは無料でサンプルを作成いたします。
そして、印刷を終えると俳句集は完成です。
当社では、発送作業や在庫管理作業の代行も行っていますので、お客様の作業を減らせます。

以上が俳句集を作成する際の流れです。
ご理解をいただけましたでしょうか。
もし分からなくても、当社は何度でも相談を受け付けていますので、不安な方は当社にご相談ください。

□まとめ

今回は俳句集の作り方と、俳句集を作る際の注意点を紹介しました。
自分が作ったものを実際に本にするのは楽しいでしょうし、良い体験になるでしょう。
皆さんも今回紹介した方法で、ぜひ俳句集を作ってみてください。