学内大会プログラムやスポーツ大会プログラム、発表会のプログラムを何も知らないまま作ると分かりにくいプログラムに仕上がってしまう可能性が高いです。
そこで、今回はそれぞれのプログラムの原稿の作り方のポイントをご紹介します。
ポイントを押さえると分かりやすいプログラムが作れるのでぜひ参考にしてみてください。
□学内大会プログラムの原稿作成でのポイントとは
プログラムの形式は、各発表をセッションに分割し、複数のセッションが並行に進む形式とします。
プログラム作成のためには各発表の所属セッション、発表順、各セッションの時間帯と決定する必要があります。
作成における重要なポイントは以下の2つです。
1つ目は、類似した研究発表は同一セッションに配置することです。
2つ目は、1つのセッションを同一の所属の発表で占有しないことです。
これらの2つはプログラム作成における一般的なポイントです。
しかし、学生大会では発表者全員が学生なので、指導教官が担当学生の発表をスムーズに見れるという配慮が必要になってきます。
そこで、以下の2つも重要なポイントとして挙げられます。
1つ目は、共著者が同じ発表は同一セッションにまとめることです。
2つ目は、同じ共著者が含まれる発表は同一時刻に行わない、同一時間帯の異なるセッションが複数ある場合、互いの感覚を開けるようにすることです。
これらのポイントを押さえていれば、スムーズに進行でき、学生の評価も正しく行われるでしょう。
□スポーツ大会のプログラムを作成する上でのポイントとは
スポーツ大会は、全力で走り回ったり、集まった人々と交流を深めたり、皆で楽しめるイベントです。
学校や企業の運動会はもちろん、趣味の仲間が集まったスポーツ大会も各地で開催されますが、こういったイベントにはプログラムが必須です。
そこで、プログラムを作成する上で必要なことをご紹介します
1つ目は、プログラムに掲載することを吟味することです。
プログラムを見るだけで大会の全貌が手に取るように分かるようなものを目指しましょう。
例えば各種目、試合の開催時間や開催場所などを記すなどです。
会場への出入口、客席への出入口をはじめ、トイレや売店、救護室の場所なども分かりやすく記した会場内のマップも書いておくと親切ですね。
運動会のように種目がたくさんある場合は、種目名だけでなく、どんな競技なのか、参加できる方はどんな方なのかなどを一言説明していると良いでしょう。
2つ目は、サイズも文字も大きめで書くことです。
スポーツ大会にいる方でじっと座っている方は少ないです。
競技に参加する方は席を外していますし、応援する方も立ち上がっている場合が多いでしょう。
そのため、じっと見なければ分からない細かいプログラムよりパッと見て分かる大きいプログラムのほうが親切でしょう。
A4サイズやB5サイズの冊子に大きめのフォントを使用して見やすいプログラムを心がけましょう。
□発表会プログラムを作る上での注意すべきポイントとは
発表会のプログラムを任されてお困りの方もいらっしゃると思います。
そこで、発表会でのプログラムで押さえるべきポイントをご紹介します。
良いプログラムを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1つ目は、ツールを最大限に活用することです。
発表会プログラムを作成する方法は、手書きで書いたものをコピーするか、PCで原稿を作成しコピーするかの2つでしょう。
このとき選んでいただきたいのは、PCでの作成です。
PCで原稿を作ると、ワード、イラストレーター、インデザインなど初心者が作っても美しく見えるようなツールがたくさんあります。
それらのツールを最大限活用し、積極的にデザインに工夫を凝らすようにしましょう。
デザインの勉強にもなりますし、PC上のツールの習熟にも役立ちます。
手書きで作るより必ず人の目にとまるような美しいデザインに仕上がるでしょう。
2つ目は、既存のプログラムを分析することです。
今までにもらったプログラムを見て、何が良いのか、良いプログラムに共通したポイントなどを分析しましょう。
良い点を取り入れながらも個性を出していくと良いデザインのプログラムが完成します。
3つ目は、実際のプロトタイプを作成してみることです。
まずプロトタイプ（試作品）としてとりあえず完成物を作成してみましょう。
完成してから見ることで新たな課題も見えてきます。
とりあえず作ってみて改善することを繰り返して完璧なプログラムに近づけていきましょう。
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□まとめ
学内大会やスポーツ大会、発表会のプログラムの原稿の作り方のポイントをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様のスムーズなプログラム作りの手助けになれば幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。
