「文集の原稿は何に気を付けて書けば良いのか知りたい」、「問題集や規定集を作るポイントを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は文集や問題集、規定集の原稿の作り方のポイントをご紹介します。
興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
□文集の原稿作りのポイントとは
まずは、卒業文集や英会話の文集など作ろうと思っている方です。
文集を作る際に注意したいことを2つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1つ目は、早めに作り始めることです。
文集を作り始めるとイメージが膨らみだして、様々なことをしたくなります。
そのため、どうしても制作に時間がかかってきます。
締め切りに遅れないように締め切りから逆算して、作り始める時期を決めましょう。
例えば卒業文集なら、3月卒業をする場合、2学期の初めの秋ごろから編集作業を始めるようにしましょう。
遅くても、冬になる前には始めないと締め切りに遅れてしまいます。
2つ目は、文集のテーマを決めることです。
卒業文集でも、思い出や将来の夢、寄せ書きなど様々なテーマがあります。
テーマをしっかり決めておかないと、内容がバラバラな文集に仕上がってしまいます。
そうならないためにも、作り始める前にテーマと書く内容をしっかり決めておきましょう。
□問題集の原稿作りのポイントとは
次に、問題集を作りたいと思い立ったが、作り方が分からない方です。
何も知らないまま、質の高い問題集を作るのは非常に難しいでしょう。
作ってはみたが、人気が一切出ないなんてこともあるでしょう。
しかし、ここで紹介するポイントを意識して作ると、簡単に質の高い問題集を作れます。
ぜひ、以下を参考にして問題集を作ってみましょう。
1つ目は、分野に特化した問題集を作ることです。
広く浅く書かれた問題集は質が高いと言えるでしょうか。
質の高い問題集は狭く深く、分野に特化している問題集ではないでしょうか。
例えば英語でもTOEICなのかTOEFLなのか、数学でも大学受験レベルの問題なのか、大学で学ぶレベルの問題なのか、など様々です。
できるだけ範囲を絞って書くようにしましょう。
2つ目は、既存の問題集を分析することです。
質の高い問題集を作るためには、どんなものが質が高いと言われているのかを知る必要があります。
世の中に出回っている既存の売れている問題集を集めて分析しましょう。
分析すると、質が高い問題集のパターンなどが浮かび上がってくるでしょう。
それらの点を参考にして、自分の問題集を作っていきましょう。
3つ目は、正しい答えを記載することです。
問題集を作る上で起きてはいけないことは、間違った答えを記載することです。
問題集を購入する方は、問題集の答えに疑問を抱かず勉強するでしょう。
間違った答えを記載するのは信用を落とすことになりかねません。
答えだけでなく、誤字や脱字など全体として正しく作るようにしましょう。
□規定集の作り方のポイントとは
最後に規定集を作ろうと思っている方です。
「規定」とは本来、条項的な意味合いで、「規程」がそれらをまとめたものとされていますが、冊子とする場合は「規定集」「規程集」のいずれも発注をいただくことがあります。
全体的なルールをまとめた「規則集」とちがい、ある限定した事柄の取り決めに使用されることが多いです。
例えば「取引規程集」や「投稿規程集」などです。
冊子としては文字が中心のモノクロ冊子が多く、用紙もスタンダードな上質紙が使われることが多いです。
規定を作っても運用できなければ意味がないですよね。
そこで、以下で運用を考えたうえで、作る際に気を付けたいことを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1つ目は、各規程間の整合性を保つことです。
各規程間で矛盾が発生してしまうと何を守れば良いのか分からなくなってしまいます。
例えば、文書取扱規程における文書の保存期間が10年なのに、経理規程における経理関連書類の保存期間が7年といった矛盾があれば組織が混乱してしまいます。
内容に矛盾が出ないように整合性を保ちましょう。
2つ目は、法律に抵触しないようにすることです。
規定集を作る上で会社法、労働基準法、個人情報保護法など守るべき法律がいくつかあります。
法律に抵触してしまうと、規定が無効になったり、行政処分を受ける可能性があります。
また、法令は改正される場合があるので、作る前にしっかり確認しておきましょう。
弁護士へ依頼して確認してもらうと確実です。
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文集や問題集、規定集などで悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
□まとめ
文集や問題集、規定集の原稿の作り方のポイントを紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様のスムーズな文集、問題集、原稿作りの手助けになれば幸いです。
また、この記事について何かご不明な点があればお気軽にご相談ください。