自作問題集の作り方のコツについて紹介します!


問題集の作成でお悩みの方がいらっしゃるでしょう。
問題集を作成する際には、使う側が理解しやすく使いやすいと思えるようにする必要があります。
しかし、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。
そこで今回は、問題集を作成する際のポイントや問題集と合わせて作ると良い間違いノートについてご紹介します。

□問題集を作成する際のポイントを紹介

問題集を作成する際にどのような点に気をつければ良いのか分からない方は多いでしょう。
特に、初めて作る方は悩むことも多いと思います。
そこでここでは、作成する際のポイントについてご紹介します。

問題集を作成するときは、ただ問題を並べて回答を載せるだけでは完成しません。
たくさんの問題集がある中で、あまり差がないように感じる方がいらっしゃると思いますが、その裏にはたくさん工夫されています。
以下3つのポイントをご紹介します。

1つ目は、分野に特化した問題集を作成することです。
書店に行って問題集のコーナを眺めると、各分野に特化した本を目にするでしょう。
その理由には、分野ごとに特質することで細かな内容まで説明できるというものがあります。
また、作成に用いる情報を調べやすいためです。

複数の分野が行動している場合、解説まで全て付け加えると膨大な情報量になるため、解答しか載せられなくなってしまう可能性があります。
解説がない場合、問題を解けなかった人に不親切だという印象を与えてしまうかもしれません。

2つ目は、ターゲット層がみやすい見た目にすることです。
無作為に配色され、文章も理解しにくい問題集は、勉強する側にとってとっつきにくいものになります。
見やすい問題集にするためには、空白をうまく使うことと文字をわかりやすくすることです。

行間なく問題や文章が並べられていると、目で追えなくなる可能性があります。
そうならないために、空白をうまく使って見やすくします。
文字を分かりやすくするためには、重要なポイントを太字にしたり、赤字にしたりすることで、重要な箇所をより伝えやすくなるでしょう。

3つ目は、内容を体系的にすることです。
難しい問題と簡単な問題を混ぜて作るのではなく、難易度ごとに分けて配置します。
初めの方は、基礎を固める問題を配置し、その後ろに難しい発展問題を配置するようにすれば、無理なく問題集をこなせるでしょう。

□間違いノートを作るのもおすすめ

上記では、問題集を作る際に気をつけるべきポイントをご紹介しました。
問題集を作成するのと共に、間違いノートを作るのもおすすめです。
間違いノートとは、多くの人が間違える傾向のある問題を中心にピックアップして、間違えやすい理由や間違えやすい箇所を中心にリストアップした冊子です。

目標としている点数を取るためには、できることを増やすのは当然ですが、できない部分を重点的に克服していくのも効率的でしょう。
間違えてしまった問題の問題文をしっかりと書いて解答と解説も添えて書き込みます。
そして、答えを出すためのポイントも書き加えます。

間違えることが多い問題を解いた後は、どのようにしてこの答えになったのかというのをしっかりと確認して理解する必要があります。
問題によっても大きく変わりますが、場合によって答えそのものが長く解説も長くなることが多いです。
そのため、できるだけ理解しやすい解説を添えるのと同時に、何回も見返して必要な内容を書き込めるような空白を十分に取っておくのが良いです。
そうすることで、本当に使える間違いノートを作成できます。

どれほど懸命に問題集に尽くしても、中身がイマイチの場合、使う側にとっては時間を効率的に使えなくなります。
そうなると問題集や間違いノートの効果も半減です。
勉強する上でしっかりと武器にして有効活用してもらえるように作り込んでいくことが大切です。

□間違いノートを作るメリットを紹介します

上記では、間違いノートとはどのようなものなのか、どうやって作るのかをご紹介しました。
ここからは、間違いノートを作成するメリットをご紹介します。

*間違いやすい問題を重点的に行うので効率が良い

間違いノートは、その名の通り「間違いやすい」「間違えた」問題だけを集めた問題集です。
そのため、苦手な部分だけに集中して勉強でき、時間を効率よく使えます。

*隙間時間を有効に活用できる

間違いノートを作ることで、隙間時間にも苦手を克服できます。
通学時間や休み時間など、ノートを見るだけで効率よく難しい箇所を確認できます。

*テストから受験まで長い時間活用できる

テスト対策のためだけに活用されることが多いです。
しかし、苦手な箇所は長い時間を置くと忘れやすいものです。
そのため、受験のときまで長く使うことで、効率よく苦手を克服できるでしょう。

□まとめ

今回は、問題集を作成する際のポイントや問題集と合わせて作ると良い間違いノートについてご紹介しました。
問題集を作成する際は、見やすいビジュアルにすることや内容を体系的にすることなどが挙げられました。
問題集を作られる際は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。