書籍ってどうやって作る?作り方をご紹介します!


書籍を作ろうとお考えの方がいらっしゃるでしょう。
書籍を作る方は、最後まで読んでもらえるようにしたいと思う方がほとんどでしょう。
しかし、書籍を作ったことがない人はどのように進めていけば良いか分からない方が多いと思います。
そこで今回は、書籍を作る際のポイントや執筆の前に決めておくべきことをご紹介します。

□目次の重要性をご説明します

書籍を作る際に、基盤となるのが目次の作成です。
ここでは、目次を作る際のポイントをご紹介する前に、目次の重要性についてご紹介します。

書籍を作る際に、最初に取り掛かるのが目次作成です。
目次を考えることは、書籍全体の構成を考えることに繋がります。
目次とは、原稿作成における羅針盤の役割を担います。
このようなテーマで書籍を書きたいと思っていても、事前に目次をしっかりと整理しておかなければ、本文を執筆している途中で「今書いている箇所は何を何ページ書けば良いかわからない」と言った事態になりかねません。

しかし、最初に目次を考え、書籍全体の設計図イメージが完成していれば、執筆をとても簡単になるでしょう。

このように目次は、書籍を作る際に大切なものですが、初めから良い目次を作成しようと意気込む必要はありません。
本文を書き始めてから見えてくることもあります。
実際に執筆を始めると、「この箇所は初めの方に配置した方が良いものになる」「この部分は必要無かったな」など気づくことがたくさんあります。
そのため、後から目次を修正していき、完成度を高めると良いでしょう。

□目次を作る際のポイントを紹介

上記では、目次の重要性をご紹介しました。
ここからは、目次を作る際のポイントについてご紹介します。

目次を作る段階で、精度を意識して多くの手間をかける必要はありません。
書籍全体の一通りのイメージがほぼほぼ完成したら、まずは原稿を書き出します。
原稿を書き始めたら、章としてのボリュームのバランスを見ます。
極端に長すぎたり、短すぎたりする章がある場合は、構成を調整してバランスを取っていきます。

例えば、章が長すぎる場合は、章の中身を他の章に移せないかどうかを考えたり、短すぎた場合は別の章に含めたりできないか考えます。
上記でもご説明しましたが、構成も文字量も後で調整できるので最初から完成形を作ろうと思わないのが良いです。
その前に、手を動かして効率良く原稿を完成させるのがおすすめです。

□執筆を行う前に決めておくべきことを紹介

ここまで書籍を書く際に重要な目次の重要性や目次を作る際のポイントについてご紹介しました。
目次を作る他にも、執筆を行う前にやっておくべきことはあります。
そこでここでは、執筆を始める前にやっておくべきことをご紹介します。

*執筆のソフトをあらかじめ決めておく

書籍の原稿の執筆と聞くと、原稿用紙を使った作業を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
しかし現在は、ほとんどのやり取りがデジタル化されています。
ソフトで原稿執筆を行なってメールなどで送受信を行うことが多いです。

そのため、初めて書籍を作成する方にはパソコンで執筆することをおすすめします。
まずは執筆ソフトを決めます。
数多くのソフトがあるので自分にとって使いやすいものを選ぶのが良いでしょう。
データを整理整頓するのも重要なので、管理のしやすさを選ぶ基準にするのも良いでしょう。

*どのような内容にするのかテーマを決める

こちらは、目次を決めるのに通じる点があります。
ほとんどの方は、本を作成する前にどのような内容にするか考えます。
しかし、どのようなテーマにするかを考えておらず「なんとなくこのテーマにしておこう」程度で初めてしまった場合、書き進めていく途中で方向性を見失う恐れがあります。

特に小説などの場合は、ストーリーをしっかりと固めることが重要です。
ジャンルは何にするのか、フィクションなのかノンフィクションなのか、世界観をどのようにするのかを明確にしておきましょう。

キャラクターについても同様です。
見た目や性別、性格できるだけ具体的に想像し、キャラクター像を固めるのが良いでしょう。

また、商品紹介などの場合も事前の準備が重要です。
どのように情報を伝えるのか、どこをアピールするのかなどを明確に決めておくのがおすすめです。

□タイトルやデザインの決め方を紹介

ここからは、読者を惹きつけるためのタイトルやデザインの決め方をご紹介します。

出来上がった原稿を踏まえて、タイトルやサブタイトル、帯コピーなどをさらに磨き上げて最終的なものを決めます。
さまざまな進め方がありますが、初めはたくさんのアイディアを出すのが良いです。
ひらがなや漢字だけで印象は大きく変わります。
同様に、表現の仕方で何通りも考えられます。

迷った場合は、どのようなテーマで書いたかを見つめ直すと良いものになるでしょう。
エッジの効いたものにすると、よりターゲットを狭められます。
そうなると、目立つ可能性も上がります。
逆に幅広くターゲットを取るためには、無難なものにするという選択肢もあります。

□まとめ

今回は、書籍を作る際のポイントや執筆の前に決めておくべきことをご紹介しました。
書籍を作成する上で重要になるのは、目次決めです。
目次を初めに作っておくことで、筋の通った読みやすい書籍になります。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ書籍作りにチャレンジしてみてください。