ワードで原稿を作成したい！作成方法をご紹介します！

「ワードで原稿を作成したい」
「原稿の作成方法について知りたい」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
今回は、ワードで原稿を作成する方法や注意点について紹介します。

□原稿用紙を使用するメリットとは

小論文や感想文など様々な場面で、原稿用紙が使用されます。
1枚の原稿用紙には、400文字という制限がありますが、いくつかのメリットがあります。

1つ目は、文章量を原稿用紙の枚数で数えられることです。
出版社が作家に小説などを依頼する際には、原稿用紙の枚数で依頼したり、原稿用紙の枚数で原稿料を支払ったりできます。

2つ目は、ストーリー構成を考えやすいことです。
原稿用紙は字数制限されていることがデメリットと感じる方もいらっしゃいますが、枚数制限があるからこそ、文章全体の構成を考えやすくなります。
小説を書く際に、原稿用紙300枚分と決めておくと、起承転結の起の部分はどのくらいかなどイメージしやすくなります。
構図を考えながら作業できるので効率が良いです。

以上のように、原稿用紙ならではのメリットがあるので参考にしてみてください。

□原稿用紙設定にする方法とは

以下では、原稿用紙設定にする方法と原稿用紙風に書けるようにする設定について紹介します。
まず、原稿用紙設定にする手順は以下の通りです。

1つ目の手順は、レイアウトタブの原稿用紙設定を選択します。
原稿用紙設定を選択した後は、スタイルのマス目付きの原稿用紙を選択します。

2つ目の手順は、適切な文字数と行数を設定します。
原稿用紙は文字数が20、行数が20を設定し、罫線の色や用紙のサイズを選択します。

3つ目の手順は、ページ項目の横を選択し、原稿用紙設定ができます。
原稿用紙設定は、フォントや段落構成が決められているため、このような制限をなくしたい方は、原稿用紙風に書ける設定を行いましょう。

続いて、原稿用紙風に書ける設定の手順です。
まず、レイアウトタブを選択し、ページ設定のサイズからA4サイズにします。
2つ目の手順は、余白、ユーザー設定の余白の順に選択し、余白の上下に25.4ミリ、左右に30ミリを入力します。
3つ目の手順は、文字数と行数を原稿用紙設定にすれば完了です。

原稿用紙風にすることで、制限が少なくなり使いやすい方が多いですが、設定する手順や手間がかかるので注意しましょう。

□ワードで原稿作成するためのポイントは

ワードで原稿作成する際のポイントは主に4つあります。

1つ目は、用紙設定です。
用紙設定は、本のサイズに設定しましょう。
A5サイズをA4サイズを横にして2枚分にしたり、B6サイズをB5サイズを横にして2枚分としないようにします。

2つ目は、余白の設定です。
原稿作成するために、十分な余白を取ることが大切です。
原稿の上下の余白は好みの大きさ空けてもかまいませんが、左右は同じ数値にする必要があります。
綴じしろの設定もありますが、0ミリで良いです。

3つ目は、フォントです。
いくつかのフォントの中から、自分好みのフォントを選べますが、MS明朝やMSゴシックを使用することで文字化けや置き換えされることが少なくなります。
使用したいフォントがあったり、自分好みのフォントがあったりする方は、事前にインターネットで調べたり、専門の方に相談sしたりすることをおすすめします。
また、MSPと書かれたフォントがありますが、レイアウトのかっちり感がなくなってしまうので使用しないようにしましょう。

4つ目は、保存の仕方です。
原稿を保存する場合は、1つのファイルに保存するのではなくいくつかのファイルに分けて保存することが大切です。
原稿の構成や枚数などで、小分けしてみましょう。
このようにすることで、後からの修正や調整がスムーズにできます。

また、写真などを後から挿入すると、データ容量が大きくなりデータが消えてしまうことがあるので、小分けしておくことでこのような心配もありません。