文集を作りたい!文集の原稿の作り方をご紹介!


「文集がどのように作られているのか、作成の流れを知りたい」また、「文集の原稿の作り方を知りたい」
文集の作成をご検討中の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、文集とは何かと、文集の作成の流れやポイントについてご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。

□文集とは何かについて

みなさんは文集とは何かご存じでしょうか。
よく幼稚園や学校を卒業する際に配られますよね。
文集の作成に入る前に、文集とは何か押さえておきましょう。

文集とは、文章や詩集などをまとめたもののことです。
代表的なものでは、卒業文集や、卒園文集などが挙げられます。
これらの文集をイメージすればわかりますが、文集を作る際には、たくさんの人から原稿を集める必要があります。

また、製作しただけで終わらないよう、たくさんの人に見てもらえるような文集を作成する必要もあります。
作成することがゴールになってしまいがちなので、文集を作成する際は、多くの人が見たいと思う文集作りを心がけましょう。

□文集の作成の流れについて

ここまで、文集とは何かご紹介しました。
では、実際どのように作成するのでしょうか。
文集の作成をご検討中の方で、文集の作成の流れを知りたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこでここでは、文集の作成の流れをご紹介します。

まず、文集の内容や構成の決定を行います。
この際、どんな内容や構成が読みたいと思われるのか意識して決定しましょう。
文集の内容や構成が決まったら、原稿の作成を行います。

その後、冊子のデザイン、レイアウトの作成をします。
この時、気をつけなければならない点が2つあります。

1つ目の気をつけなければならない点は、必要な絵柄や文字などは、仕上がりの位置より4〜5ミリメートル以上離し、余裕を持って配置することです。
冊子の構造上ページ数が多い場合や、使用する紙が分厚い場合、断裁時にズレが生じてしまう可能性があるためです。

2つ目の気をつけなければならない点は、ノド側10ミリメートル部分には、イラストや文字を配置しないようにすることです。
理由は、ノド近くに絵柄や文字を配置してしまうと、隠れてしまったり、見開きの絵柄がズレてしまったりする可能性があるからです。

冊子のデザイン、レイアウトをする際は、この2点に注意しましょう。
冊子のデザイン、レイアウトの作成が終わったら、いよいよ印刷です。
ネット印刷を利用する場合は、PDFに変換して入稿する必要があります。
依頼先のサイトで、変換方法や注意点をあらかじめ確認しておくことがおすすめです。

□原稿を作る際のポイントについて

文集の作成を検討しているが、なかなか原稿を作れないという方は多いのではないでしょうか。
そこでこちらでは、原稿を作る際に押さえておくべきポイントをご紹介します。
これらのポイントを押さえるだけで、作りやすくなるのでぜひ参考にしてみてください。

*用紙サイズ

1つ目は、用紙のサイズです。
用紙のサイズは、基本的にA4またはA5で作成するのがおすすめです。
A4、A5の用紙は、日常的によく使われており、手に取りやすく、読みやすいサイズだからです。
特別な理由がないのであれば、これらのサイズが最適でしょう。

*余白を開けておく

2つ目は、余白を開けておくことです。
印刷前のデータを用意する際には、周囲3ミリメートル以上余白を作るのがおすすめです。
文集は、多くの人から原稿を集めるため、ページ数が多くなり、分厚くなります。
このような分厚い冊子の場合、背表紙を付ける必要があります。

背表紙をつけると、ページの中心部に紙が織り込まれるため、文字や印刷したいものが見えにくくなる可能性があるのです。
特に、気をつけなければならないのが図表です。
図表は、中心部に近づくと、曲がって見えてしまいます。
図表を配置する際は、ページ端、もしくは十分な余白を作り配置するのがいいでしょう。

原稿を作る際は、実際に綴じた後のことを想像して作成すると失敗が防げますね。

*色

3つ目は色です。
白黒で印刷するのか、カラーで印刷するのかは迷いどころですよね。
白黒で印刷する場合はコストを抑えられます。

一方、カラーで印刷する場合は、コストは白黒よりかかってしまいますが、見やすい文集が作れます。
たくさん印刷する場合は、白黒を選択するのが良いでしょう。

また、文集のような、文字がメインの冊子であれば、白黒で問題ないでしょう。
図表やグラフなど、文字以外に喝采するものが多い場合には、カラーで印刷するのがいいですね。
余白を作る時と同様、実際の仕上がりをイメージして、白黒かカラーを選択すると後悔ない文集が作れるのではないでしょうか。

□まとめ

今回は、文集とは何か、また、作成の流れやポイントをご紹介しました。
文集の作成について、理解が深まったのではないでしょうか。
ぜひ今回の情報を活用してみてくださいね。
ご不明な点がございましたら当社までご連絡ください。