問題集を作る際に抑えておくべきポイントとは?


「問題集を作る際のポイントを知りたい」「問題集の製本方法について知りたい」
このようにお考えの方が多くいらっしゃいます。
問題集を作る際のポイントを押さえることで、質の高い問題集ができます。
そこで今回は、問題集を作る際のポイントやおすすめの製本方法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

□問題集を作る際のポイントについて

問題集を作る際には3つのポイントがあります。

1つ目は、問題集を体系的に構成することです。
問題集において、初めから難しい発展問題が続くと、基礎能力が低下してしまいます。
結果として、問題を解く能力がつきにくくなります。
そこで、問題集を体系的に構成することで、バランスの取れた問題集を作成できるでしょう。

また、問題集を作る際には問題を解く側の視点に立つことが大切です。
問題を解く側の視点に立ち、基礎問題から発展問題、そして複合問題といった順番で体系的に問題集を作成することをおすすめします。

特に、初めのページの問題は基礎的な問題で優しめに作成します。
そして、後ろのページにつれて発展問題や複合問題を取り入れて、徐々に難易度を上げた構成にすると良いでしょう。
このように、体系的に問題集を作成することで、問題集を解く人のスキルアップにつながります。

2つ目は、見た目を見やすくすることです。
問題集を作る際には、内容だけでなく見た目も非常に重要です。
問題を羅列しただけの問題集にすると、非常に見づらく問題が解きにくいです。

このような問題が解きにくいと思われる問題集は良い問題集とは言えません。
そのため、問題は一文ずつ改行したり、空白を開けたりして、スッキリとした見た目の問題集を作成することをおすすめします。

また、レイアウトによって問題集の見やすさが大きく変わります。
例えば、問題文の配置が複雑になっていたり、デコレーションが凝りすぎていたりすると見にくい問題集となってしまいます。
すっきりしたレイアウトを意識することで、一気に見やすい問題集になるでしょう。

3つ目は、解答と解説を充実させることです。
問題集は、問題の内容だけでなく解答と解説の内容も非常に重要です。
問題集の解答と解説が充実していないと、解き方を理解してもらうのは難しいでしょう。
そのため、解答と解説どちらか一方しか載っていない問題集は良い問題集とは言えません。

解答と解説の双方の内容を充実させることで、良い問題集の作成につながります。
また、解答と解説には、問題の解き方までしっかり記載することが大切です。
上記のことを意識して、問題集を解く人の視点に立って、解答と解説を見てしっかり理解してもらえる問題集の作成を心がけましょう。

□間違いノートについて

問題集を作る際に間違いノートを作ることをおすすめします。
間違いノートとは、多くの方が間違えやすい問題を取り上げて、間違えやすいポイントを中心にリストアップしていくものです。

学力の向上において、解ける問題を増やすことは大切ですが、解けない問題を集中的に克服する方が効率的に学力を伸ばせます。
間違いノートでは、間違えてしまった問題の問題文とその問題の解答と解説も詳しく書き込みます。

そして、答えを導き出す上でのポイントも記載しておくとより充実した問題集にできるでしょう。
また、問題を解く人が理解できるような解説を書くと同時に、余白を十分にとっておくことをおすすめします。
余白があることで、何度も読み返して必要な内容を書き込めるため、質の高い間違いノートを作れます。

間違いノートに限らず、問題集を作成する際には、本当に使えるものを作る必要があります。
どれだけ一生懸命に作成しても、内容が使う側にとって意味のあるものでなければいけません。
そのため、勉強していく上で活用してもらえるように、間違いノートを作成することをおすすめします。

□おすすめの製本方法について

問題集のおすすめの製本方法として2つ挙げられます。

1つ目は、中とじ冊子です。
中とじ冊子とは、1枚の紙を二つ折りにしたものを重ねて、中央部分をホチキスでとめる製本方法です。
1枚の紙に4ページ分印刷するため、ご注文される際のページ数は4の倍数となります。

2つ目は、無線とじ冊子です。
無線とじ冊子とは、本文となる紙を重ね、表紙と本文部分をのりでとじる製本方法です。
そのため、ページ数が多い場合には、無線とじ冊子が最適です。

当社では、中とじ冊子と無線とじ冊子の2つの製本方法を承っております。
製本方法でお悩みの場合には、当社がお客様の要望に合ったアドバイスをいたします。

□まとめ

今回は、問題集を作る際のポイントやおすすめの製本方法についてご理解いただけたでしょうか。
問題集を作る際には、問題集を解く側の視点に立つことが大切ですね。
今回の記事を参考に、充実した問題集を作成して頂ければ幸いです。
問題集の冊子印刷をご検討中の方は、ぜひ当社をご利用ください。