運動会のプログラム冊子の作り方をご紹介!何を記載したら良い?


初めて運動会のプログラムを作成することになった方は、まず何から始めればいいのか悩みますよね。
そこで今回は、プログラムを作成する前に考えるべき印刷についてと、掲載すること、用紙と製本についてお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。

□プログラムを作成する前に決めたい印刷について

プログラムは運動会に参加する子どもだけでなく、その保護者や地域の人にも配布されます。
そのため、だれにとっても見やすいものであることが大切です。
まずは、見やすいプログラムにするためのデザインや印刷についてお伝えします。

*フルカラーか、モノクロか

まずは、フルカラーのプログラムにするかモノクロのプログラムにするかを決めましょう。
写真やイラストが多く、デザイン性の高いプログラムであればフルカラーが良いでしょう。
一方、文字が中心のものやシンプルなデザインにする場合はモノクロがおすすめです。

予算に関しては、モノクロの方がフルカラーよりも印刷料金が大幅に削減できます。
そのため、低コストでよいプログラムを作成したいなら、モノクロ印刷にしてデザインを工夫するのがおすすめです。

*サイズはA4やB5が一般的

色数を決めたら、サイズを決定します。
プログラムのサイズは、見やすく持ち運びやすいA4が一般的です。
大きいサイズのものは写真やイラストが見やすい一方、持ち帰りのカバンの中でかさばります。
また、小さいと持ち運びには便利ですが文字が小さくなりがちで見にくくなります。

*文字サイズについて

運動会のプログラムは、日陰などの日当たりが十分でない場所で見られることもあります。
また、運動会に参加する子どもの祖父母など、目が悪いご高齢の方にも見やすいことが大切です。

そのような理由から、目を近づけなくても判別できる、見やすい文字のサイズを意識して作成する必要があります。
とくに見出しや重要な情報の文字のサイズは、大きめにすると良いでしょう。

□Wordで運動会のプログラムを作る方法は?

まずは、Wordを開き、用紙の設定をします。
横にして作成する場合は、「ページレイアウト」から「印刷の向き」を開き、「横」を選択します。
余白部分の広さについては、同じく「ページレイアウト」から「余白」を開くと設定できます。

つづいて、使用するイラストを挿入します。
無料イラストサイトを活用するのがおすすめです。
「運動会」などとキーワードを入力すると関連するイラストが簡単に見つかるサイトが多いです。

PNG形式でイラスト素材をダウンロードしたら、デスクトップなど見つけやすい場所にコピーしておきましょう。
Wordの「挿入」から「画像」を開いて選択すれば挿入できます。

画像が表示されたら、サイズを調節しましょう。
プログラムを見開きにする場合は、折り目がどこにくるかを考えて配置することが大切です。
その際には、ルーラーという画面の端に表示されている目盛りを目安にすると良いですよ。

さらに、文字を入力します。
文字を目立たせるために図形の中に入れる場合には、「挿入」から「図形」で好きな形を選択できます。
表示された図形をクリックすれば、色やサイズを自由に設定できます。
ダブルクリックすれば、文字を入力できます。

文字だけを挿入する場合には、「挿入」から「テキストボックス」を選択しましょう。
そのままだと枠線や塗りつぶしがあって文字だけにならないので、外枠の線上で右クリックして、設定を変更しましょう。
枠線は線なし、塗りつぶしは塗りつぶしなし、最前面に移動、文字列の折り返しは全面、と4つの設定を変更すると扱いやすくなります。
テキストは字のフォントや色など自由に選べるので、見やすいものを選びましょう。

以上が具体的な作成手順でした。
Wordにはテンプレートを選べるという機能があるので、自分で作成する手間が大変に感じる方や、センスに自信がないという方は無料配布されているテンプレートを使用するのも良いでしょう。
ただし、Wordで作成して自分で印刷する場合のデメリットとして、プロに依頼するよりも印刷のクオリティやデザイン性が下がってしまうため、注意が必要です。

□製本について紹介します

印刷会社のホームページなどを見ていると、製本の仕方についての記載があると思います。
しかし、何が違うのかよくわからないという方も多いでしょう。
そこで、ここでは製本方法について紹介します。

運動会のプログラムでは、ページ数が少ないタイプのものだと「中綴じ」、ページ数が多いものだと「くるみ無線綴じ」という製本形式が一般的です。

中綴じは、髪を二つ折りにして、その折り目部分を針金で止める製本形式です。
くるみ無線綴じは、背を糊付けして、表紙でくるむ製本形式です。

運動会のプログラムは軽い方が持ち運びやすいため、用紙の枚数を少なくして中綴じを選ぶ方は多いです。

□まとめ

今回は、運動会のプログラム制作についてお伝えしました。
ぜひ参考にして、素敵なプログラムを作ってくださいね。
プログラム制作に関して、ご不明な点等ございましたら当社までお気軽にご相談ください。