自分が作った詩を集めた詩集を作りたい場合、レイアウトを考えることはとても重要です。
自分だけのオリジナルの詩集を作るために、印象に残る魅力的なレイアウトにしたいですよね。
魅力的なレイアウトにするための方法はいくつか存在します。
そこで今回は、詩集のレイアウトを考える際のポイントについて紹介します。
□詩集の中身を考えるときに意識したいポイントとは?
*作品をデータにする
詩集を印刷するためには、作品をデータにする必要があります。
せっかくの詩集なので、手書きしたものを作成したい人もいますよね。
もちろん、元の作品は手書きで大丈夫ですが、印刷する前にはデータにして印刷会社に送る必要があります。
そのため、最終的にはデータにすることを考えて作品を作りましょう。
また、Wordのようなデジタルデータからも作成可能です。
*レイアウトの考案
ブログやSNSに詩を掲載したことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブログやSNSでは基本的にレイアウトは元から決められているため、変更できません。
しかし、紙媒体では自由なレイアウトで作成でき、レイアウトも作品の一部になります。
詩集の場合は作品が読みやすいように余白をとってレイアウトしていきましょう。
また、自分だけの作品であるため個性的なレイアウトにするのも良いですね。
*デザインの考案
もちろん詩集は詩がメインです。
一方で、挿絵を入れるのも詩に深みを持たせるために効果的な方法です。
絵が入ることで、読者としても印象に残りやすくなります。
また、自分でデザインするのが難しい場合は、友人を頼ってみるのもおすすめです。
2人で作成することで労力と費用が半分になり、クオリティや宣伝効果が上がる可能性があります。
さらに、日常の写真を挿入するのもまた違う味が出て良いでしょう。
□表紙デザインのレイアウトで押さえておきたいポイントは?
ここでは、表紙デザインのレイアウトで押さえておきたいポイントについて3つ紹介します。
1つ目は、タイトルの色と大きさです。
冊子の表紙は、タイトルがしっかり読み取れるようにしましょう。
タイトルは、詩集や本の世界観や内容を表現したもので最も重要な部分です。
そのため、タイトルは1番大きな文字にすることはもちろん、タイトルの近くに余計な文字を置かないことも意識しましょう。
また、背景色や写真とは反対の色を使うのもおすすめです。
これらを意識しなくても魅力的なデザインは作れますが、テクニックが必要になります。
2つ目は、判型に合わせた文字の大きさとマージンを設定することです。
本類は表紙の半分を文字が占めていても問題ありませんが、A4やA5の冊子で表紙の半分を占める大きさで文字が書かれていると、大きすぎる印象になります。
また、余白が小さい冊子であれば小さくても違和感はありませんが、大きい冊子は余裕を持たせた方が綺麗になります。
B5からA4の場合は、10ミリメートルの余白は狭い印象があるため、15ミリメートルから20ミリメートルの余白をとるとバランスが良いでしょう。
3つ目は、定番レイアウトと変則的レイアウトのどちらを選ぶかです。
分かりやすく最も定番なレイアウトは、主要なものを真ん中揃えで置くことです。
写真集やカタログ、アルバムなどは、上からタイトル、イラストや写真、著者名と続くものが多いです。
縦書きの場合は、右上から左下へ流れるようなデザインが基本です。
中央にタイトルを置く場合でも著者名は左下に書きます。
企業出版の定期刊行物やアルバムなどは、定番のレイアウトをいきなり変えると読者が混乱するため、図版の位置やタイトルは動かさないパターンが多いです。
一方で、作品集や自費出版の小説などは自由にデザインしても良いため、バラバラの色でタイトルをデザインしたり、写真の形やイラストに沿ってレイアウトしたりと、工夫をしながら楽しみましょう。
また、静かなデザインもクラシックな仕上がりになるため、詩集や小説に合います。
□詩集の中身と同時に考えておきたいこと
*サイズを決める
原稿作成の段階でサイズは決めておきましょう。
詩集のサイズを最終的に決定するのは最後の段階ですが、予め決めておくと原稿作成する際のイメージも膨らみます。
また、その際に詩集はA5サイズが多いことを頭に入れておきましょう。
*デザインやレイアウトを意識する
詩をはじめとした自分の作品を本にする際は、こだわりを持ってデザインを決定したいですよね。
使用する写真やレイアウトを決める際は、伝えたいメッセージを伝えられているか、詩集のイメージに合っているかを意識しましょう。
また、読者にとって読みやすいかをしっかりと確認することも重要です。
□まとめ
今回は、詩集のレイアウトを考える際のポイントについて紹介しました。
詩集のレイアウトを考える際に最も大事なのが、タイトルの大きさと色です。
タイトルは、他の文字よりも大きくすることはもちろん、タイトル付近に他の文字を配置しないことも意識しましょう。
また、タイトルの色は背景色や写真とは異なる色が良いでしょう。
当社は、創業45年で年間2300冊以上、50万件以上の冊子印刷の実績があり、冊子印刷専門で培ってきた経験を基にお客様に最適なご提案をさせていただきます。
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