「運動会プログラムの作成を任されたけど、何から始めたらいいのかわからない」
というお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
運動会プログラムは、実は皆さんおなじみのワードで簡単に作ることができます。
そこで今回は、プログラム作りに取り掛かる前にやるべきこと、作り方などについて紹介します。
サイズ・綴じ方のおすすめも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□プログラムを作る前にやるべきこと
運動会プログラムの作成を始める前に、まずは演目の順番を組むことから始めましょう。
運動会の競技は、主に「個人競技」「団体競技」「団体演技」の3つに分けられます。
小学校の場合、この3種類の競技を各学年がそれぞれ行うとすると、全18競技の演目が行われることになります。
演目の順番を組む時のポイントは以下の3つです。
・同じ種類の演目が続かないようにする
・同じ学年の演目が続かないようにする
・午前と午後でそれぞれトリの演目を考える
1年生の競技がすべて午前中で終わったり、個人競技がずっと続いたり、などということにならないよう注意しましょう。
また、トリの競技を最初に決めるようにするといいでしょう。
演目の順番が決まったら、時間配分も考えましょう。
時間配分を詰めすぎていると、不測の事態が発生したときにプログラムの進行に大きな影響を与えます。
可能な限り余裕を持った時間配分にしましょう。
時間配分を行うときは、一度すべての競技をリストアップすると決めやすいです。
また、プログラム作りに取り掛かる前に、確認が必須です。
記載すべき内容に間違いや抜けがないか、各演目の競技名の表記があっているか、時間配分は適切か、などの確認をしっかり行いましょう。
印刷完了後にミスが発覚してしまうと、もう一度作り直さなくてはいけません。
確認はしっかり行ってください。
□運動会プログラムの作り方を紹介
運動会プログラムは、ワードで簡単に作成することができます。
ここでは、その手順を紹介します。
まずワードで白紙の文書を開き、用紙の設定をします。
用紙の設定方法は、「ページのレイアウト」から「印刷の向き」を選び、「横」を選択します。
そして、余白の設定を変えたい場合は、同じく「ページレイアウト」の「余白」から変更できます。
そして、使う写真やイラストを挿入します。
まず、使いたい写真やイラストをパソコンに保存します。
このとき、イラストは「PNG」ファイルで保存しましょう。
そしてワードの「挿入」の「画像」を選び、挿入したいイラストや写真を選びます。
表紙に写真やイラストを配置するときは、折り曲げることも考えて配置しましょう。
写真やイラストを入れたら、文字を入力していきます。
表紙には図形を使ったり、文字の色やフォントを工夫したりして、見やすいプログラムを作りましょう。
見やすくするときの注意点としては、文字のフォントや色、サイズをあまり多く使いすぎないことです。
文字のフォントや色、サイズは、2種類から3種類に絞って使い分けることで、見やすくできます。
□運動会プログラムにおすすめのサイズと綴じ方は?
運動会プログラムを印刷するときのサイズで一番選ばれていておすすめなのはA4サイズです。
A4サイズは、1ページに多くの情報量を掲載でき、大きなフォントを使いやすいというメリットがあります。
また、パンフレットにおすすめの綴じ方は2種類あります。
・中綴じ
・無線綴じ
中綴じは、二つ折りにして中央をホチキスで綴じる綴じ方です。
少ないページ数の製本に向いています。
表紙と裏表紙を含めて20ページ以内のプログラムの場合は、中綴じがおすすめです。
しかし、中綴じは4の倍数のページ数になるので、その点には注意が必要です。
無線綴じは、背表紙を作る綴じ方です。
ページを糊付けして製本するため、ページ数に制限がありません。
ページ数が多いプログラムを作るときには、無線綴じがおすすめです。
また、用紙はプログラムの記載内容でおすすめが異なります。
顔写真を掲載する場合は、写真がきれいに印刷されるコート紙が向いています。
写真を使わずに文字中心のプログラムに仕上げる場合は、上質紙がおすすめです。
文字が読みやすく、書き込みもしやすいです。
当社は、冊子印刷の専門会社です。
プログラムのサイズや綴じ方、用紙などについてお悩みの際は、ぜひ一度当社にご相談ください。
□まとめ
プログラムは、作成を始める前に演目の順番や時間配分を決め、印刷完了後に変更が起きないように準備しましょう。
そして、準備が完了したら作成に取り掛かります。
ワードで簡単に作れます。
用紙の向きや余白の設定、図形や文字のフォントなど、ワードには様々な機能があるので、それらを活用して見やすい工夫をしてみましょう。
当社は、「相談できる」冊子印刷の専門会社です。
初めてのプログラム作成はわからないこともたくさんあるでしょう。
電話、メールはもちろん、ビデオ通話での相談も可能です。
初めてのプログラム作りは、ぜひ当社にご相談ください。