冊子印刷が完成しました
毎度ありがとうございます。
今回は小説本です。
ここでいう小説本とは、A6もしくはB6サイズで、書店に置いてある文庫本のような体裁イメージです。
【冊子印刷の仕様】
種類:小説本
サイズ:A6判(ヨコ105㎜×タテ148㎜)
綴じ方向:右綴じ・長辺綴
入稿形式:PDF入稿
部数:1000部+予備3部
頁数:表紙4p+本文768p 背厚2.6㎝
刷色:Black&Blackセット(表紙と本文が黒インク印刷のセット)+カラーカバーオプション
印刷方式:オフセット印刷(書店本と同等品質)
用紙:
カラーカバー コート紙110k(カバーの一般的な厚さ)+グロスPP加工(透明な圧着保護フィルム)
表紙 色上質最厚口(色紙・特に厚めの色紙、表紙向き)
本文 書籍用紙パスピエST50k(46)(特に薄いクリーム書籍用紙)
製本:無線綴じ(表紙くるみ)
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カバー本機色校正 提出:○
冊子完成本サンプル 提出:○
用紙のみ製本サンプル 提出:―
印刷前 最終校正チェック:○
データ補正:―
校了から7営業日後完成
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今回本文が768pと多ページのため、特に気合が入りました。通常では使わない特に薄めの書籍用紙を探しました。めったにない薄さで、(冊子印刷を取り扱って早15年以上、私も初めての取り扱いです)本当に見つからなく、最後の最後で見つかった用紙です。
用紙が極薄タイプのため、背厚は2.6㎜とコンパクトな厚さです。これは「用紙を薄くしてページをめくりやすくしたい」とご要望があったため。(ちなみに パスピエSTをご希望の方は、すぐに手配をかけますが、メーカーの在庫確認が必要ですので前もってお声かけください)
また、768pというのは冊子印刷通販のキョウユウのサイトの価格表にはでていない仕様ですが、このような200p以上の仕様の冊子印刷も取り扱っています。
200p~の多ページの製本は、お客様や読者がお使いになったときにページが抜けたりしないようしっかりとした製本技術が必要です。
というわけで、実際の完成前に今回は完成本サンプルを確認いただき 印刷・製本の工程にすすめました。
またどうぞよろしくお願いします