ユニバーサルロボット 王涵 氏にキョウユウに印刷を依頼した経緯とその効果について詳しく聞きました。
フルカラー20ページの総合カタログの印刷を依頼
- ユニバーサルロボットは今回キョウユウにどんな印刷を依頼したのでしょうか。
弊社ではキョウユウに自社総合カタログの印刷を依頼しました。概要は次のとおりです。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
判型 | A4 20頁 | 中綴じ |
紙、色 | マットコート紙(やや厚手) フルカラー |
- |
版下データ | UR社製作のデータを元にキョウユウが修正 | InDesign |
印刷部数 | 3000部 | - |
このカタログは、東京ビッグサイトで開催される展示会FOOMA JAPANで配ることを想定して作ったものです。
納期は展示会開催に必達するよう設定し、納品も展示会前日の6月12日に、ビッグサイトに直接届けてもらうよう手配してもらいました。
印刷会社を切り替えることにした経緯
- キョウユウにパンフレット印刷を依頼することに決めた経緯を教えてください。
以前はカタログ印刷は、地方都市のある印刷会社に頼んでいました。そちらは大変、良心的な会社で、印刷品質は満足のいくものでした。しかし残念ながら印刷データの文字修正には対応いただけませんでした。「提供できるのは印刷だけで、データ修正の業務は残念ながらやっておりません」という解答でした。
対応していない以上、しかたがありません。ただ、どうせデータ修正がないなら少しでも安い方が良いと考え、その後はCMや広告で「安い、早い」と積極宣伝している大手A社に乗り換えました。しかしA社もやはり一長一短でした。
低価格・迅速だけでは足りなかったもの
- 「一長一短」とは具体的には。
安い、早い、は宣伝通り本当で、そこは長所でした。ただし対応の柔軟性、印刷品質、チェック対応について今ひとつでした。
まず「対応の柔軟性」ですが、あるときA社に夕方手配、翌日納品を緊急依頼しようとしました。ところが担当者にメールしても返事がなく電話してもつかまらず、やっと連絡が取れたのは夜10時でした。印刷はギリギリ間にあいましたが、このときの経験を通じて、「低価格の会社に、あまり手厚い対応は望めないんだな」と再認識しました。
次に「印刷品質」ですが、A社に総合カタログの印刷を依頼したところ、発色が今ひとつで、思っていた色、あるべき色が出ていませんでした。また紙質も「マットコート135kg」と指定しましたが、仕上がりはやや薄手のペラペラした安っぽい感覚の紙でした。同じマットコートでも色々あるようです。ちょっとがっかりしました。
弊社の北欧デンマークの本社は、色やデザインを非常に厳しくチェックしています。印刷データは、本社に送付して、もしOKが出ない場合は再修正、満足のいく色が出るまで頑張る必要があります。しかしA社は迅速・低価格ではあるものの、そうした手間のかかる修正に対応していませんでした。
こうした経緯があったので今年2017年の展示会での総合カタログは、別の印刷会社に依頼しようと考えました。
新たな印刷会社に求めたもの
- 新たな印刷会社はどのように探したのでしょうか。
以前の会社の短所の部分を補ってくれる会社、つまり対応が手厚く、すぐメールや電話がつながって、色修正にも根気強く付き合ってくれる、そんな会社に依頼したいと考えました。
ただネット検索しても、そういう会社はなかなか見つからず、大半の印刷会社はデータ修正さえ応じてくれません。「データは完全版を入校してもらい、ウチはそれを印刷するだけ」という会社がほとんどでした。
そんな中でついに見つけたのがキョウユウです。まずホームページに「相談できる」と書いてあったのがよかった。おお、そうか、相談できるのか、それは良いと思い、さっそく連絡しました。電話に出てきた菊池さんは確かに「相談できそう」な人柄で、いろいろこちらの希望を伝えても、すべて「OKです」と快諾してくれます。ここなら大丈夫と確信できたので、キョウユウに依頼することに決めました。
キョウユウへの評価
- 実際に仕事を頼んでみてのキョウユウへの評価をお聞かせください。
品質、納期、業務連絡、すべて期待通り、確実に対応してもらっています。いつ電話してもつながるのがありがたい。企業として発注する場合、「連絡がつく」というのは非常に重要です。本社からの厳しい色チェックにも根気強く対応いただいています。おかげさまで今回のカタログはほぼ思い通りの発色となりました。本社に確認してもらい、向こうも大変満足しております。これ以外に、カタログ内の日本語を自然にするなど各種修正も依頼しています。
「いろいろ頼める、相談できる」。いい会社だと思います。今後も様々な形で印刷を依頼することがあると思います。また、相談に乗ってください!